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空き家に不法侵入して暮らす人も…空き家放置の大きなリスク

2019-10-20

遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて空き家整理を行っています。


全国的に空き家は増加傾向にあります(2018年には空き家数が846万戸、空き家率は13.6%)。放置空き家はさまざまなリスクがあるのは周知の事実ですが、すぐには売却・賃貸というわけにはいかず、ある程度中を片付けた上で維持しているという方も多いのではないでしょうか。


ただ、貧困層への支援不足を背景に、空き家に新たなリスクが発生しようとしています。それが「空き家に不法侵入し、夜露をしのぐ漂流者」がいるというのです。


空き家に不法侵入して暮らす40代の貧困「ネットカフェにも泊まれなくて…」
https://nikkan-spa.jp/1611690

今回はこの問題について考えてみたいと思います。

空き家に不法侵入が必要なほど、追い詰められた人たち


記事によると、NPOに寄せられるSOSの中には、「空き家」から寄せられるものも多いのだそうです。ネットカフェも使えず、住む場所に困った人たちが家賃も税金もかからない「空き家」に住み着いてしまっているのです。


掲載されているインタビューが衝撃的でした。

「住居侵入罪ではあることは、重々承知している。ただ、家を借りるお金はなく、ネットカフェに泊まるのすら厳しい。逮捕されるのは怖いので、寝袋とリュック一つの『素泊まり』程度に滞在し、1か月住んだら次の空き家に移動しています。

 夜中にちょっと物音がするだけで、スグに起きるという習性が身についてしまいました。だから雨の日、台風の日などは誰も出歩かないから、ぐっすり眠れるんですよ(苦笑)

(引用:https://nikkan-spa.jp/1611690)」


空き家に侵入するために、ピッキング用品も揃えているといいます。あなたが管理している空き家も、気づかないうちに誰かの不法侵入を許しているかもしれません。この事例の方はやむにやまれず軒を借りているだけですが、こういった不法侵入が可能ということは、もっと悪質な犯罪に使われる可能性もあるということ。勝手に寝泊まりをした人が不審火を出し、火事になるケースもあるのではと思います。


空き家にしておくというのはそれだけで社会的なリスクを増やすことにもつながるのだなと怖くなりました。

空き家を所有したらどうすべきか?


では、空き家を所有することになったらどうすべきなのでしょうか?


いつか誰か住むかもしれない…という可能性があるのであれば、そのまま維持しているのも良いかもしれませんが、目的なく所有しているとさまざまなトラブルに巻き込まれかねません。また、所有するだけでもお金がかかってしまいます(固定資産税や、維持管理のための公共料金や移動にかかる交通費など)。


できれば空き家を所有する可能性がある段階で、親族を交えて「将来的にどうするか」を話し合い、そのとおりに早めに動き出すことが望ましいです。リフォームして誰かに引き継ぐ、中を整理して売却する、更地にして土地を活用する…など、取りうる選択肢はたくさんあります。今住んでいる人が亡くなったあとは、相続人が複数になったりして意思決定が難しくなるケースも多いです。早めに方向性を決めておけば、空き家のままにする期間を短くでき、不要な出費も防げるはずです。


どの方向性になるにせよ、必要になるのが「空き家の整理」です。使っていないのものを仕分けして搬出するのは大仕事。特に大きな家具家電の処分も必要になる場合には、個人での対応は難しいです。そんなときは、当社の空き家整理サービスをご活用ください!短時間で整理が完了するので、お忙しい方にもお喜び頂いています。


また、家財道具を片付けたあと、リフォームや解体などの工事も承っています。空き家問題の解決を進めるため、対応できるサービスを拡大中です。お困りのことがあれば、何でもお聞かせくださいね!





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