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沖縄で放置空き家が倒壊の危機!空き家を相続したら果たすべき責任とは

2019-12-02

遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理や空き家整理を行っています。


全国的に増加する空き家が社会問題化しています。私の住んでいるところでも、人口はどんどん減っているはずなのに、宅地開発は進み、新築一戸建てや賃貸マンションが次々建設されています。このペースで住居が増えていくのなら、空き家が増えてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。


しかし、空き家は誰かが所有しているはずです。そして、空き家の所有者は、そこに住むわけではなくてもしっかりと管理をする責任があります。沖縄では、放置されていた空き家が倒壊の危機にいたり、消防局と警察が出動する騒ぎも起きたそうです。


今回は、この倒壊事件をきっかけに、空き家を相続した場合に果たすべき責任について考えていきます。

放置空き家の倒壊リスク


突然空き家を所有することになった場合、なかなかすぐには整理に着手できなかったり、遠方に住んでいて定期的な見回りが難しかったりして、はからずも「放置状態」になってしまうケースもあると思います。


私も結婚して実家から離れたところに住んでいますが、今は両親が健在だから良いものの、ふたりとも亡くなった後は残された家をどうしよう…と不安な気持ちになります。パートナーの実家も同様で、こちらはさらに田舎の山の奥なので相続してもどうすればいいか途方に暮れてしまうよね、と話しています。そして、同じように感じている方も全国にたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。


やむを得ず空き家を放置してしまった場合、避けたい最悪の事態は「空き家が他の人の迷惑になってしまうこと」です。


沖縄県で、放置空き家が倒壊寸前で通報されたというニュースが有りました。


木造平屋建て空き家で「一部が倒壊して崩れそう」などと近所の人から119番通報があった。那覇市消防局と那覇署が出動し、空き家から歩道に崩れ落ちた瓦などを片付けた。さらに崩れる可能性があるため「壺屋やちむん通り」の歩道の一部を通行規制にした。けが人はいない。近所の住民によると、空き家に住んでいた住民はここ数年内に亡くなったという。那覇市は親族と協議して今後の対応を決める。

引用:https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1031335.html



観光客もよく通る歩道沿いだということで、いざというときに備えて通行規制が敷かれるのも仕方ないですよね。今回は親族と協議の上対応を決めるということですが、同じように倒壊の危機にある空き家はたくさんあると思います。


住むつもりのない家の手入れは大変ですが、所有者である以上最低限の管理をする必要があります。今回の件ではけが人などの直接的な被害は出ていませんが、もし家屋の倒壊により周囲に損害を与えてしまった場合、損害賠償責任を負う可能性もあります。通行人を怪我させてしまったり、近隣の家に損害を与えてしまったりすると、損害が数千万円から数億円にのぼるかもしれません。


NPO法人空家・空き地管理センターのHPでは、具体的な損害額の算出を行っていたので、気になる方はご一読をオススメします。
https://www.akiya-akichi.or.jp/what/damage/

空き家を適切に管理しよう


空家の倒壊以外にも、空き家を放置すると


・放火による火災
・不審者による治安悪化
・景観の悪化
・ゴミなどの不法投棄
・雪の重みや台風などの自然対策による倒壊


などの被害が想定されます。これらは家屋そのものへダメージを与えるだけでなく、近隣住民の迷惑にもなってしまいます。放置が進むと特定空き家に認定され、行政代執行により空家解体が進められてしまう可能性もあります。


そうならないためにも、空家を所有している責任を果たし、適切な空き家の管理が必要です。


その第一歩として始めていただきたいのが、空き家内の家財整理です。その後の空き家の活用や維持管理を考えると、空き家の内部に残されているものは最小限にしておくほうがスムーズです。しかし、一軒分の家財整理を所有者だけで行うのには限界があります。


そこで、当社のように空き家整理を得意とする業者に依頼することで、仕分けや搬出、不要品の処分をまとめて短時間で完了させることができます。それだけでなく、当社は庭の手入れ(庭木の伐採)やリフォームなど、空き家の維持管理をやりやすくするための作業も承っています。


放置空き家の荒廃が進んで悩んでしまう前に、早めに手を打たれることをオススメします。





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