親と話したことがない人は6割?令和最初の年末年始に考えたい「終活」のこと
遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて生前整理や終活のアドバイスを行っています。
年末年始は親と顔を合わせるタイミングなので、終活について考えるきっかけにしたいと思っている方もいるでしょう。しかし、実の親だからこそ、「終活をしてよ」とか「生前整理をしたら?」と直接言いにくいという悩みを抱えている人は多いものです。
実際、親と終活について話したことがない人は6割というアンケート結果も発表されました。客観的データをもとに、最新の終活事情についてお話します。こういったニュースや話題をきっかけに、終活の話をしてみてはいかがでしょうか?
終活の意識調査からわかる現状
今回発表されたのは、葬儀社のマッチングサービスを提供している株式会社エス・エム・エスが行ったアンケート結果です。60歳以上の親を持つ男女428人に、「親の終活に関する意識調査」を行いました。
調査の結果、毎月親と連絡を取る人は7割以上いる一方で、終活について話したことがない人は6割にのぼりました。
その理由として多いのは、「切り出しにくい、話しにくい(42%)」「話す時間がない(32.1%)」です。この記事を読んでいる方にも、同じ気持ちの方も多いはずです。私もこのアンケートの対象者の層に含まれますが、やはり終活についてしっかり話したことはありません。私も仕事に家のことに忙しいですし、親は親でまだ働いていてじっくり話す時間がないし、「まだまだ大丈夫」という気持ちの甘えもあるのかもしれません。
ちなみに、親と終活について話したことがある人の約5割は、「日常会話の中で話した」と回答しています。わざわざ終活について話そうと思うとお互いに構えてしまいますが、普段から話題に上げていれば親の状況に変化があった際も包み隠さず話ができる関係になりますよね。
アンケート結果からは、親の病気が発覚したり、死期が近づいてから話せばいいと思っている人も多いようですが、実際はそうなってからでは遅いです。急に判断力が低下するケースもありますし、そもそも話すらできない状態になる可能性も考えられます。それを考えると、自分も親も元気なうちにこそ、話す価値はあるのだと思います。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000013298.html
親と話しておきたいことは何?
このアンケートでは、終活についての会話状況だけでなく、「何について話しておきたいのか」という項目についても触れられています。
結果を引用すると、
1位「葬儀(54.7%)」、2位「相続財産(42.1%)」、3位「納骨・お墓(38.8%)」、4位「延命治療(38.1%)」
と、死後の手続きに関する希望が多く挙げられました。当社は遺品整理も多く承っていますが、事前に準備ができていない(全く終活が進められていない)ご家庭こそ、相続や遺品整理で苦労されていることが多いです。
最近はインターネット上のサービスの利用も多く、家族が知らないうちにネット証券やネット銀行などの契約をしていて、その対応が遅れてトラブルになってしまう…というケースもあります。
遺品整理も同じで、「こんなにたくさんのものをどう整理していいか分からない」というのが残された家族の本音です。子どもの立場として、親の死後に苦労しないために、親を気持ちよく送り出すためにも、子世帯から主導権をもって終活を進めていくことが大切かもしれませんね。
生前整理や終活は、家族の絆を深めることにもつながります。今回のアンケート結果を話題のきっかけに、令和初の年末年始に終活について話し始めてはいかがでしょうか。話がまとまって生前整理を進めよう!ということになれば、当社のサービスもご活用いただけます。お気軽にご相談ください!
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