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「遺品整理」と「生前整理」の違いは何?

2020-01-20

遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて生前整理や遺品整理を行っています。


今回は、生前整理と遺品整理の違いを改めて考え、「生前整理」に積極的に取り組むメリットについてお話します。

改めて定義する「生前整理」と「遺品整理」


生前整理と遺品整理。どちらもよく耳にする言葉かもしれません。


生前整理は、まだ元気なうちに自分の手で自分の財産や持ち物を整理して片付けていく一連の行為のこと。一方遺品整理は、誰かが亡くなった後に家族などの手によって遺品を片付けていくことを指します。


生前整理と遺品整理はやり方そのものはほとんど同じです。「必要なもの」と「そうでないもの」に分けて処分していくものだからです。ただ、自分自身で片付けるのと、故人の所有物を別の人が片付けるのとでは取り組む側の負担感が大きく変わってきます。

自分自身の手で進められる「生前整理」

生前整理は、体が元気なときに進めていくのがポイント。今は老いを感じる前に進めるべきとする「老前整理」という言葉も生まれています。自分自身で不要なものを見極めて手放す決断をするので、遺品整理よりも時間はかかる傾向にあります。ただ、思い入れのある品々を納得する方法で手放すことができるので、本人としても非常に満足度の高い作業ができます。


最近は、「まだ使えるけど手放そうと決めた」ものについて、メルカリなどのフリマアプリを活用して出品するシニアも増えています。これからの生前整理のスタンダードになりそうな手法です。


生前整理のメリットは、「自分自身で主体的に進められる」という満足感が味わえること、家族の負担を大幅に進められるということです。後述しますが、遺品整理を負担に思う遺族は多いです。自分は死んだ後だから関係ないと思う人もいるかもしれませんが、大切な家族にその苦労をかけたくないというのが普通の考えではないかと思います。


すべてを処分しなくとも、処分が困りそうなものは死後の指示を出してあげるだけでも家族は楽に作業を進めていけるものです。家族の為を考えても、できるうちに生前整理を進めていきたいものですね。

「遺品整理」は親族の争いにつながる


遺品整理は、親族に大きな負担を掛ける作業です。生前整理が全く行われていない状態で遺品整理を行うケースでは、「たくさんの遺品を片付けなくてはならない」という以前に、「何がどこにあるか分からない」というところからスタートしなくてはなりません。


故人との別れによる悲しみも癒えないまま、相続で必要な書類や生命保険証券などを探し出すところから始める必要があるのです。


遺品そのものの整理も、故人の考えがわからないままでは「何を処分するか」「どうやって処分するか」というところから頭を悩ませなくてはなりません。遺品整理をする遺族も高齢だったり、遠方に住んでいたり、仕事をしていて時間の確保が難しかったりして、そもそも遺品整理に割けるリソースが少ないというのが最近の傾向です。その中で遺品整理を進めなくてはならないので、事前にしっかりした準備をしておかなければ、望まぬところで争いが起きてしまいかねません。

生前整理だけをしておけば遺品整理は不要?

余裕があるうちに生前整理を進めておくことで、自分の死後の家族の負担を防ぐことができます。ただ、生前整理をしておけば遺品整理をしなくて良いというわけではありません。最後まで手元においておきたいものや、日常生活で使うものはどうしても残りますから、家族はそれらを片付ける必要があります。


しかし、しっかり生前整理ができていれば家族は悩まずに遺品整理を進めていくことができます。丁寧な生前整理を経て手元に残された物たちは、故人にとっても、家族にとっても大切なものばかりであるはずです。そうであれば、ため息を付きながら遺品を片付けるのではなく、故人に思いを馳せながら、故人と対話するように遺品と向き合うことができるのではないでしょうか。


家族に前向きに終活を進めてもらうためにも、時間を見つけて生前整理を進めていくことをおすすめします。また、生前整理も1度やればいいのではなく、毎年や3年毎など期限を決めて繰り返すと良いです。財産の情報もアップデートできますし、家族と向き合うタイミングも作ることができます。


当社は遺品整理や生前整理でお悩みの方のサポートをしています。自分たちでやろうと思ったけど限界を感じた…という方は、お気軽にご相談ください!





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