エンディングノートの必須項目は?家族に感謝される書き方のコツ

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ご自身も、親や親戚の遺品整理で苦労した経験を持つからか、最近は中高年や若い世代でも「終活」の意識が高まっているように感じます。遺品整理の作業をしているときにも、「こんなに大変だとは思わなかった、自分のときは子どもに面倒をかけたくないから、しっかり準備を始めたい」とお話される方が増えています。


終活は、少しずつ、継続的に進めていくことも大切です。今回は、数ある終活のやるべき作業の中から、「エンディングノート」に注目して、必ず書いておきたい項目について考えていきます。

エンディングノートは結構大変


エンディングノートは、かなり身近な存在になってきました。葬儀屋さんのイベントなどでも配られることがありますし、本屋さんでも自分好みのものを買うことができます。インターネット上で配布されているケースもあります。


ただ、せっかく手元に準備しても、エンディングノートの形式によっては書き込むボリュームが多く、「こんなに書くのはちょっとめんどくさいな…また落ち着いてからにしよう」とつい後回しにしがちです。


経済産業省の「安心と信頼のある「ライフエンディングステージ」の創出に向けた普及啓発に関する研究会報告書」によると、エンディングノートを知っていても作成したことがある人は60代で2.4%、70歳以上でも5%にとどまっています(2012年時点の結果ですが)。


エンディングノートによっては、自分年表や趣味、家族へのメッセージや特技、思い出欄など、いざ書くとなると面倒くさくなってしまいそうな項目もたくさん設定してあります。確かに、自分の死後に家族が読んでくれたら、自分を偲んでくれる材料にはなるかもしれませんが、初めてエンディングノートを作りたいと考えた人にとって、優先順位は低い項目かなと思います。

家族のことを考えてまずはこの項目を書こう


「エンディングノートを書こう」と考え始めたことそのものが、家族の為を思っての素晴らしい行動だと思います。こういった真面目で誠実な方は、つい「エンディングノートを準備したのだから、すべての項目に触れなくては」と思われるかもしれませんが、まずは「家族に迷惑をかけない(=エンディングノートが役に立ち、喜ばれる)ことを第一目標にして、優先度を考えながら書き始めることをおすすめします。

お金周り

エンディングノートで優先度が高い項目は「お金まわり」です。特に、離れていくらしていると、家族と言っても懐事情はわかりません。一番困るのが、知らない間に負債を抱えてしまっていること…。知っていれば、3ヶ月という相続放棄の期限内に「相続しない」という判断もできます。


また、銀行口座を複数持っている人が多いので、金融機関と口座番号名もしっかりまとめておきましょう。ネット銀行も忘れずに!証券会社などとの取引もあれば、それも情報として残してください。銀行の手続きなどをまとめて行うことができ、家族の時間的負担を削減できます。


財産の情報が一箇所にまとまっていないと、家族は「まだ他にもあるかも」と無駄に探し続けてしまいます。自分の財産ですから、責任持ってまとめておきたいですね。

保険関係

生命保険の情報も忘れずに!自分だけしか加入していることを知らない…という状況は避けましょう。死亡保険金もあります。家族がしっかり請求できるようにまとめておきましょう。

友人・親戚の連絡先

闘病中や死後に連絡をとってほしい友人や親戚の情報も、名前や連絡先、関係性をリスト化しておきましょう。家族の交友関係は意外と知らないもの。このリストがあるかどうかで、葬儀の連絡などもぐっと楽になるのです。

葬儀の希望

亡くなった後、遺族はかなりバタバタします。葬儀や埋葬については判断を迫られるまでの期間が短い上に、かなり費用もかかるものです。あらかじめ自分の希望を記しておくと、家族が悩まずに済みます。


エンディングノートを書きたいという気持ち…その気持ち自体が素晴らしいです。すべての項目を埋めることができれば、残される家族にとって大きな財産になります。とはいえ、伝えるべきことを伝えるのが優先です。家族の役に立つ項目から順に埋めてくようにすれば、負担感なく進めていけると思います。





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