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「ひとりでしにたい」孤独死をきっかけに自分の将来を考えるネオ終活マンガ

2020-04-16

遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃を行っています。


日々、数多くの孤独死現場に向き合っているからこそ、私たちは「自分の死」について考えることの重要性を強く感じています。誰しも、身近な人の孤独死を経験したり、遺品整理で苦労する可能性があります。そして、いつかは自分にも訪れる「死」。ネガティブなことだと目を背けずに、正面から考えることが今後より大切になると思います。


そんな気持ちを呼び起こしてくれる面白いマンガを読んだので、今回はカレー沢薫先生の新作コミックス「ひとりでしにたい」についてのご紹介です。


孤独死が話のきっかけではありますが、明るいテイストで話が進んでいき、思わず自分の終活について考え出してしまうネオ終活マンガ!コロナ対策として、家で過ごす時間が増えています。家族で読んで、話し合うきっかけにするのもオススメです。

孤独死しないにはどう生きる?を考えられる「ひとりでしにたい」

「ひとりでしにたい」の主人公は、山口鳴海(35歳独身)。マンションを購入して猫と暮らし、仕事に趣味にと充実した日々を過ごしています。しかし、生涯独身を貫いた伯母がお風呂で孤独死し、長期間放置されてほとんど「汁」の状態で発見されたことをきっかけに「伯母みたいにはなりたくない!」と婚活をスタートするところから、話が始まります。


しかし、職場の年下男性に「結婚すれば将来安心って昭和の発想でしょ?」「そもそも女のほうが長生きなんだから最後は結局「ひとり」じゃないですか」など辛辣な言葉をかけられ、「誰にも迷惑をかけず、ひとりでよりよく死ぬためにはよりよく生きるしかない」と考え方をシフト!終活に向けて動き出していきます。


ギャグ漫画でも有名な著者の作品なので、尖りすぎたり説教臭くなることなく、しみじみと自分ごととして終活のことを考えるきっかけになるマンガです。


公式サイトで第一話がためし読みできるので、興味がある方は一読をおすすめします。
http://www.moae.jp/comic/hitorideshinitai

なぜ若くから終活が必要か?

終活についてのマンガといっても、この作品の主人公は35歳。まだまだ現役世代ですし、正直終活は早いのでは?と思われる方もいるかもしれません。たしかに、終活というと退職後の世代がじっくり取り組む…というイメージが一般化しています。


しかし、マンガのあとがきにおいて、著者がグサッと刺さる一言を書いています。

それは、

個人的にはできるだけ早めに考えておいた方がよいと思う。なぜなら、終活の内容というのはダリいのである。今でもクソダルなことが、後期高齢者になってやる気になるはずがない。


正論中の正論です。何より、どうやって人生の最後を迎えたいかについて早めに考え始めることは、自分の人生をどう豊かにするかに大きくつながっていると思います。これは、独身であるとか、家族がいるとか、そういう違いにとらわれず自分自身が自分ごととして考える必要がある問題です。パートナーや家族と一緒に将来設計するのももちろん有意義な時間となります。


おりしも、今はコロナで家で過ごす時間が長いです。おうち時間にこの漫画をよんで、自分の人生を考える切っ掛けにしてはいかがでしょうか?





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