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特殊清掃業者も実践している、コロナ対策「除菌・消毒」のコツ

2020-05-09



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃を行っています。


新型コロナウイルスの感染拡大防止に貢献するため、当社では新型コロナウイルス(COVID-19)等 感染症の除菌・消毒サービスを開始しています。商業施設や福祉施設、一般住宅など規模を問わずたくさんのお問い合わせをいただいている状態です。


今回は、「自宅でできるコロナ対策の除菌・消毒」について、厚生労働省の資料や当社の知見を元に解説します。手洗いや消毒は徹底されていると思いますが、家の中や職場での対策にお役立ていただければと思います。

新型コロナウイルス対策のポイント

基本的なことですが、一人ひとりが感染しないためにはこまめな手洗いが大切です。丁寧な手洗いでウイルス除去ができるので(石けんやハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぐ)、それに合わせてアルコール消毒はしなくても大丈夫です。


それに加え、室内では「複数人の手が触れる場所」の消毒が有効です。気をつけていただきたいところの例としては、


ドアノブ、窓の取っ手、照明スイッチ、電話、パソコンのキーボード、マウス、蛇口、シャワーヘッド、便器の蓋、便座、流すレバー、壁、床、テーブル、椅子、ソファー


などが挙げられます。特にドアノブや蛇口、照明のスイッチなどは、手をキレイに洗う前に触りがちなところなので、要注意です。


集合住宅の場合は、オートロックのボタン、エレベーターのボタン、出入り口のドアノブなども気をつけて掃除すべきポイントです。

家庭内の消毒は「拭き上げ」が基本


消毒というと、除菌スプレーなどの噴霧が思い浮かぶかもしれませんが、実はこれはあまり望ましくない方法です。スプレーボトルで噴射するときに、ウイルスが飛び散ってしまう可能性があるからです。吹き付けたことで満足してしまいがちですが、取っ手の裏側には全く消毒液が届いていない…ということもあります。


ですので、消毒液(作り方は後述)を浸したキッチンペーパーでしっかり拭き取ること。これが何より大切です。ウイルスが付いた布で往復してしまうとウイルスを塗り拡げてしまうことになるので、基本的には一方向に動かすのもポイント。「ゴシゴシ」と拭くのは逆効果であることもあるので、ご注意ください。


※当社が除菌作業を行うときは、薬剤の噴霧に加えて拭き上げを徹底しています。業者によっては薬剤の噴霧だけで作業が終わるところもあるので、ご依頼の際は作業内容を確認することをオススメします!

コロナ対策に使える消毒液の作り方


私たちが業務で使っている薬剤は、消毒用のエタノールと弱酸性次亜塩素酸水です。


厚生労働省の資料では、市販の塩素系漂白剤を使った消毒液の作り方が示されています。ポイントは、濃度を0.05%に薄めること。商品によって濃度が異なるのですが、厚生労働省が商品別に作り方を示しているので参考になります。


例えば、花王のハイター・キッチンハイターであれば、水1Lに商品25ml(商品付属のキャップ1杯)、イオングループのトップバリュ製品キッチン用漂白剤であれば、水1Lに商品10ml(商品付属のキャップ1/2杯)が基本となります。


参考;https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000614437.pdf


※ちなみに、食器など口に入るものは「熱水」での消毒がおすすめです。お鍋などに入れて煮沸し、80℃で10分さらします。コロナウイルスだけでなく、ノロウイルス対策にもなるので覚えておきたい方法です。


ハイターを薄めて消毒液を作って使う場合、素手ではなくゴム手袋等を使ってください。また、金属部分は消毒液で拭いたままにしておくと腐食する可能性があります。その後に水拭きをするのがオススメです。


コロナウイルスとの戦いは長いものになりそうです。手洗いや消毒を通じて感染予防に努めましょう。家庭や職場でコロナウイルスに感染してしまった人(感染の可能性がある人)が出た場合、自分たちですべてを消毒するのは大変です。私たちはコロナ対策としての消毒サービスをご提供していますので、お困りの際はお声がけください。


https://cyoka-s.com/news0401/





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