孤独死気づかれず白骨化…高齢化社会に向けてできることは?



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は、福島・仙台・東京・埼玉・神奈川の各地で特殊清掃を行っています。


特殊清掃のご依頼を通じて、私たちは孤独死の現場に立ち入らせていただいています。さまざまな事情を抱えて孤独死された方の無念や、残された方の悲しみに寄り添いながら部屋をきれいにするのが私たちの使命です。


孤独死が発見されるまでの過程はさまざまですが、「しばらく姿を見ていない」という方からの通報で発見されるケースが多いようです。先日、埼玉県で孤独死後2年経過して発見された男性の遺体が、白骨化した状態で発見されたというニュースもありました。


これからは都市部・地方に隔てなく高齢世帯は増え、孤独死リスクは更に高まっています。そんな世の中で私達に何ができるのでしょうか?

トイレで白骨化した遺体が発見…発見が遅れた孤独死


埼玉県で発覚した孤独死の事例です。


近所の人が「一人暮らしの男性の姿を2年ほど見ていない」と通報し、警察が男性の家に入ると、トイレ内で白骨化した遺体が発見されました。衣服を着用した状態でトイレに座っていて、目立った外傷はなかったそうです。


状況から、トイレ内で何らかの体調異変をきたし、そのまま亡くなられたことがわかります。


※実は、トイレ内はなくなる可能性の高い危険な場所なんです!排便時の「いきむ」行為で血圧に負担がかかり急死されるケースがあります。特に冬場は、寒いトイレに行くことでヒートショック状態が起こり、血圧の急激な変化を引き起こします。


今回はご近所の方の通報で発見されましたが、すでに白骨化した状態であればその後遺体の状態が悪くなることはなく、さらに発見が遅れた可能性が十分にあると思います。


詳細な状況がわからないので推測ではありますが、おそらく持ち家だったと考えられます。賃貸物件であれば家賃の振り込みストップなどで大家さんから連絡が入り発見される可能性が高まりますし、集合住宅であれば腐敗臭によりもっと早く発見されたはずです。トイレは2階にあったそうなので、その点も近隣の方に発見されにくい状態につながったのかなと思っています。


参考:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200606-00000017-jnn-soci

高齢化社会に向けてやるべきことは?


高齢になるほど社会的なつながりは希薄化してしまうので、一人暮らしの場合は孤独死後の発見が遅れる傾向にあります。今回は、そんな例の最たるものでしょう。亡くなられたまま誰にも発見されないというのは、非常に悲しいことです。


東京都では、25年後に高齢化率が30%にものぼると推計されています。「孤独死」は非常に身近な存在になってくるのです。高齢単身世帯が増えれば、自ずと孤独死の数は増えていくと思います。介護施設等でも、できる限り在宅で生活できるよう支援する方針ですし、病院の病床数も限られているので、多少の健康の不安を抱えながら一人暮らしをする高齢者は今後増えるはずです。


死を防ぐのは難しいかもしれません。しかし、孤独死のまま放置される状態は、周りからの働きかけで十分に減らすことができると思います。ご近所付き合いもその一つですし、何かしらのコミュニティに属することで、つながりを得ることも大切です。高齢の一人暮らしをする家族がいる場合は、家族がこまめに連絡を取るというのも大切ですよね。


今後はIoTの導入による見守り制度が一般化したり、行政でも細やかな訪問サービスなどが拡充されたりと孤独死対策のさらなる発展が期待されます。しかし、その根底として大切にしておかなければならないのが、一人ひとりが孤独死という問題があることを理解し、自分たちにできる”つながりの強化”を行うことだと思います。


数々の孤独死現場に対応してきた私たちだからこそ、少しでも放置されるご遺体を減らしたいという気持ちが強くあります。今後も、孤独死問題について考え、発信を続けていきます。





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