新型コロナの影響で孤独死の発見が遅くなるリスク 県外遺族が来られない火葬も


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。新型コロナウイルスの影響が続く中、現場の消毒などで注目を集めているのが当社も提供している「特殊清掃」の技術です。


新型コロナウイルスの影響の一つとして、「孤独死の増加」が言われています。外出の機会が減って見守りの機会が減っていることや、運動不足や不規則な生活が根付いたことによる体調不良、受診控えによる健康リスクなど、今ならではの複合的な要因が根付いています。


さらに、孤独死の増加だけでなく、「孤独死の発見が遅れる可能性」も指摘されています。今回は、群馬県の新聞記事をもとに孤独死リスクを考えます。


新型コロナで孤独死の発見 遅れる恐れ 自粛で交流など限られ… 県外遺族 来られない火葬も増加
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9d0bb9b78dc2a4ab8c51a567f278e0db308c376

外出自粛・帰省自粛などの影響で、孤独死の発見が遅れ


上毛新聞社の記事によると、日常生活の変化や交流機会の減少がきっかけで、孤独死の発覚機会が減る恐れが浮上しています。また、孤独死した人の火葬に県外の親族が参列できず、最後まで「孤独」になるケースも増えているようです。


県内では、ある男性が4月に孤独死。近所の人が異変に気づいて判明したものの、発覚したのは1ヶ月後の5月のことでした。現場は住宅街の一角で、人通りも少なくない(通常なら、異変が起きても気づきやすい)場所にも関わらず、緊急事態宣言による外出自粛の時期とも重なり、発覚が遅れたと予想されます。


また、別の孤独死では、死後1週間経ってから知人がご遺体を発見。集団で練習するスポーツに参加していた男性で、当時は練習が自粛されていたそうです。もし、通常通りスポーツに参加できていれば、来ないことを不審に感じて異変に早く気づくことができていたかもしれません。

遺族も火葬に参加できない事例も


通常、孤独死が発生したら、親族と連絡をとって葬儀やお部屋の片付けの調整をしていくのが一般的な流れです。しかし、新型コロナウイルスの影響もあって、遠距離の移動は控える人も少なくありません。公共交通機関の本数も限られていたり、感染拡大地域に該当する場合はリスクを考えて移動しないという選択肢も当たり前になっています。


その場合、郵送で委任状をやり取りし、火葬を済ませて遺骨を親族に送る…というケースも増えているそうです。その場合は、火葬を請け負った業者が死亡届も代行して提出しているようです。


葬儀や火葬、孤独死現場の清掃は、「後回し」にはできません。特に暑いこの季節は、1時間でも早い対応が求められます。そのため、いくら辛くても、直接の見送りすら諦めざるを得ない…というのが現状です。


未だに感染者は減らず、基礎疾患があったり高齢だったりする人は、リスクを考えると移動や葬儀への参列は難しい状況です。その状況下では、最後の見送りまで代行してもらうというのは、やむを得ない選択です(同じ理由で、今年はお墓参りなども地元の便利屋さんやタクシー会社に依頼する人が多いようです)。


コロナウイルスの影響の大きさが、こういった形でも現れるというのは、当初予想もしていませんでした。だからこそ、孤独死現場を清掃する私たちのような特殊清掃業のニーズは今まさに高まっていると感じています。


もちろん、孤独死を防ぎ、異変にいち早く反応するために、今まで以上に人と人との関わりを大切にしなければならないのは大前提です。特に、帰省自粛の流れも強い今年の場合は、お盆だけでなく、継続的に電話やメールなどで離れて暮らす家族と連絡を取る必要があります。


当社は、福島・仙台・東京・埼玉・神奈川の各地で特殊清掃の実績があります。ご要望に応じて、遺品整理や退去前の清掃、不動産会社とのやり取りなど柔軟な対応も承っています。コロナ禍で万一の際に移動が難しい今だからこそ、もしもの場合は遠慮なくご相談いただければと思います。





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