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「コロナ関連死」の増加が懸念…持病が悪化し孤独死も? 2020-10-15


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃・遺品整理を行っています。


コロナ禍によって、外出自粛が余儀なくされた2020年。生活スタイルが激変しただけでなく、経済的な打撃を受けた人も少なくありません。そして、経済的な不安が理由で、医療機関への受信を減らさざるを得ない人も増えており、それが引き金となって「コロナ関連死」が増えることが懸念されています。


これから冬にかけてインフルエンザの流行も予想され、新型コロナ第3波の可能性も拭い去れません。


今回は「コロナ関連死」についての話題をお伝えします。

「コロナ関連死」の増える背景


今回、「コロナ関連死」を知るきっかけとなったのが以下の記事です。


増える「コロナ関連死」 治療費削り、孤独死する人も
https://dot.asahi.com/wa/2020100700029.html


ここで言う「コロナ関連死」とは、うつを発症しての自殺や、感染を恐れて・経済的に困窮して通院を控えたことで持病が悪化したことによる死亡です。新型コロナの感染者数は一時より落ち着いていますが、コロナウイルスをきっかけとした生活の変化で健康面に悪影響を受ける人は、今後更に増えると懸念されています。


「心臓病の患者さんで、予約された日に来院がなくて、しばらく経って孤独死した患者がいた」という内科医のコメントが紹介されています。糖尿病や心臓病など、日々の投薬や治療が必要な病気の闘病をしている方は、日頃の通院がいかに大切かというのは分かっていると思います。でも、コロナ禍で経済状況に不安があるため、受診したくてもできない…という状況が背景にあります。


また、コロナに感染して回復した人を調査した研究によると、新型コロナが心臓にダメージを与え、突然死を引き起こす可能性があることも示唆されています。今は健康に見えても、心不全のリスクを抱えたまま生活をしていかなくてはならない可能性があります。


若い世代でも健康面のリスクが心配されています。外出自粛や在宅ワークの推進による運動不足が深刻だからです。私もですが、今年は例年以上に運動量が少ない自覚があります。仕事で現場に出るときはある程度の活動がありますが、それ以外はどうしても自宅で過ごす時間が長かったからです。デスクワーク中心の人は余計に座っている時間が長く、生活習慣病などの不安があります。


コロナ禍で著しく変わった社会生活。今まで以上に「健康」に気を使う必要があります。

孤独死に少しでも早く気づくために



当社は孤独死現場の特殊清掃を広く承っています。ご依頼を受ける中で感じるのが、やはり特殊清掃の依頼が増えている傾向にあるということです。


特に高齢者の場合、外出自粛が心の健康に与える影響も大きいです。ハイリスクとされる高齢者を護るためとはいえ、イベントの中止や交流場所の閉鎖が相次いだことが大きなダメージを与えていることは間違いないと思います。また、感染拡大を防ぐために見守り活動なども縮小されていて、それが孤独死の助長や発見までの期間の長さに影響していると考えています。


ここ数年で孤独死の問題については各自治体で積極的な取り組み傾向が見られていただけに、この反動が悲しくもあります。定期的に見回っての訪問は難しくても、それと変わる形で社会とのつながりを伝えていく必要があると感じています。


今年の冬、さらに孤独死が増えるのではないかと懸念しています。健康状態に不安が見られる場合は適切に医療機関に向かうよう助言すること、直接あえなくても電話等で積極的にコミュニケーションをとること、などを意識してこのコロナ禍の冬を乗りきっていかなくてはなりません。


本当は、特殊清掃という仕事がなくてもよい世の中になるのが望ましいのです。そのために、情報発信を続けていこうと思います。


もし、遺品整理や特殊清掃でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。コロナ対策をしっかり行った上で対応いたします。





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