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福祉的な視点からの”生前整理”で、高齢者の暮らしを快適に

2020-11-21




亡くなった方のお部屋や持ち物を整理する遺品整理と違って、ご依頼者や住人がご存命の間にご依頼を受けて整理をする「生前整理」。最近特にニーズが増えてきていると感じています。


ご自身が元気なうちに、身の回りの整理を始める「終活」への注目度が高まり、コロナ禍で自分の人生を考え、さらに在宅時間が増えたことで積極的に断捨離に取り組むシニアが増えてきたというのも影響しているかもしれません。


それに加えて注目したいのが、介護が必要なシニア層向けの生前整理です。高齢者の家を生前整理でスッキリさせることで、家庭内の事故予防にも繋がり、ご本人はもちろんご家族の負担も大幅に減らすことができます。

介護と生前整理の関係


現在、医療の現場では「在宅介護」を前提にした仕組みが取られています。もちろん、施設等に入居して余生を過ごされる人も多いですが、通院やデイサービスを継続しながら、基本的には在宅で過ごす・・・というのが今の介護の現状です。


介護が必要ということは、身体面や認知面で昔のようなパフォーマンスが発揮できないということ。介護スタッフやご家族の支援があるとはいえ、家庭環境を「過ごしやすい」状況に保つことは困難です。


そこで、介護が必要なシニア世代におすすめしたいのが、「生前整理」です。「福祉整理」と読んでいる業者もあります。これからも元気に長生きするために、生活環境を整えるためにも生前整理は重要な役割を果たします。


例えば、生前整理を行うと、こんなメリットがあります。

介護しやすい家庭環境が整う

介護が必要になっているということは、普段の生活を行う上でも不自由が発生しているということです。当社で対応した案件でも、家の片付けが難しくなって部屋にゴミが散乱し「ゴミ屋敷」状態になっているケースが少なくありません。


ご家族の家が散らかりかけている場合、生前整理や不要品の片付けを行うことで、高齢者も暮らしやすい環境が整います。散らかった部屋はそれだけで転倒リスクも高く、介護リスクを高めかねません。家具の配置などを見直して生活動線を整理すると、体が不自由でも動きやすくなります。ご家族の介護の負担も減ります。


また、不衛生な状況での生活は健全な暮らしとは言えません。少しでも快適な暮らしを送ってもらうため、生前整理は重要な意味があります。

いざというときの対応がスムーズ

いつ施設や病院への入所が必要になったり、亡くなってしまうかわかりません。突然の別れとなってしまうと心の整理もつかず、冷静な対応も難しくなってしまいます。


ただでさえパニック状態の中、銀行や保険関係の書類を集め、手続きをするのは大変です。あらかじめ生前整理を行い、ご家族も部屋の中の状況や貴重品の情報を把握しておくことで、万一の際にもスムーズに対応でき、ご家族との時間を大事に使うことができます。

特に賃貸物件の場合は、急に退去が必要になるケースもあります。その場合、事前に生前整理を行っておくことで、対応の負担を減らすことができます。賃貸物件は、退去するまで賃料も発生するので、スムーズな退去=不要な家賃の節約にも繋がります。

介護生活をラクにするための生前整理はお任せください


介護が必要なシニア世代の住まいを片付けることで、その後の生活の質も上がります。当社は遺品整理を丁寧に行ってきた実績から、1つ1つのものを仕分け、貴重品を探しながら片付けていく作業を得意にしております。単なる不用品処分業者のように、「全てまとめて処分して終わり」ではないのでご安心ください。


プロに依頼することでスピーディに作業が終わるので、例えば「デイサービスに行っている間に片付けをお願いしたい」というご要望にも対応します。


さらに、必要に応じてリフォームのご提案も行っています。長期化する介護生活を視野に入れ、水回りをリフォームしたり、コンロをIHにしたり、部屋の段差をスロープにしたり、手すりをつけたり・・・という対応も可能です。

少しでも快適な生活を送っていただくため、さまざまなご提案を行います。お困りの方はお気軽にご相談ください。





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