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特殊清掃のリアルを描く本「事件現場清掃人 死と生を看取る者」がオススメです

2020-12-07


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃を承っています。


当社には、「事件現場特殊清掃士」という資格を持つスタッフがおり、専門的知識を持って特殊清掃を行っています。ここでいう”事件現場”とは、殺人事件、自殺、孤独死などのあったいわゆる「事故物件」のこと。当社にご依頼いただくのは、自殺や病死などで孤独死された方のお部屋の片付けが多いです。


高齢化、人々の孤立化が進み、さらに新型コロナウイルスによる将来の不安が広まっている2020年、特に特殊清掃のニーズが増えていると感じています。


特殊清掃や孤独死という言葉は広く認知されるようになりましたが、どんな現場で、どんな思いで働いているのかはまだまだヴェールに包まれている仕事です。そんな私たちの現状を描いたルポ「事件現場清掃人 死と生を看取る者」が発売。孤独死の増える現状に問題意識を感じる方、どんな仕事なのかリアルを知りたい方にオススメの一冊です。

「事件現場清掃人 死と生を看取る者」


出版社公式HP:http://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/9784864107938.php


「事件現場清掃人 死と生を看取る者」(高江洲敦著、飛鳥新社)は、数多くの特殊清掃を行ってきた著者が描くルポ。装画は人気漫画「アイアムアヒーロー」の著者、花沢健吾さんが描かれています。

「事件現場清掃とは、その人の死に至るまでの人生を追体験するような仕事です。
そういう意味では、どの現場も決して生やさしいものではありません。
そんな中でも、私自身がもっとも苦しい思いをした現場のお話をしましょう…」


というあらすじ紹介の言葉通り、壮絶で生々しい現場のリアルな様子が描かれています。事件現場の写真や間取り図も公開されていて、耐性のない方は閲覧注意の1冊です。


例えば、
・空き家でなくなっていた行旅死亡人
・リゾートマンションでの孤独死
・長患いの父が自殺した団地
・紐で囲われた遺体あとのある家
など、壮絶な現場で起こっていたことが描かれています。現実離れしているようで、私たちの生活に深く根ざした問題ということが分かり、心に迫ります。


当社も、「作業事例」にて対応した現場の写真や内容を細かく報告しています。
https://cyoka-s.com/case-study
ご興味のある方は、こちらも合わせてご覧ください。

特殊清掃は、単なる掃除・片付けではない


この本を読むと、特殊清掃は単なる掃除屋ではないことが分かっていただけると思います。特殊な死を迎えた方の最期の痕跡を片付けることは、その人の残された思いや悲しみに暮れる遺族の思いを背負うことでもあります。死の状況には故人の生き様が強く現れるというのは、常々私たちも感じていること。


私たちは特殊清掃を行う上で、壮絶な状況で亡くなった方の無念を少しでも晴らしたい、ご遺族の気持ちを楽にしたい、孤独死を減らしたい…こういった気持ちで作業にあたっています。この本の著者も同じだと思います。


特殊清掃や孤独死という言葉が広まってきたからこそ、”怖い仕事””嫌な仕事”というイメージではなく、社会の闇に切り込む重要な仕事だということがより伝わってほしいと思っています。この思いを伝えるリアルな一冊でした。


いわゆる事件現場は、ご遺体の痕跡を片付けるだけでなく、たくさんのゴミや遺品の整理も求められます。ご遺族や大家さんの手には終えない現場であることがほとんどです。事件現場を元通りに原状回復することは、故人への弔いにもなります。(当社は、遺品整理と合わせて供養も行っています)


クヨカサービスは、宮城・宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃を行っています。万一お困りの際は当社のことを思い出し、お問い合わせください。





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