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50代以上の7割が終活に興味 親に終活を切り出すときに押さえたいポイント

2022-03-28



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。


「終活」という言葉が一般的になって長く経ちました。特に50代以上の方はご自身が介護や看取りを経験された方も多く「自分の子どもに同じ苦労はさせたくない」と考えるようになったというお声を伺う機会も多々ございます。


しかし今回ご紹介する調査では実際に終活を行っているという方は非常に少なく、約5%の方しか実行に移せていないという結果が出ました。親世代に終活の話題を切り出してみてもうまくいかないという、子世代からのお悩みもよくお聞きします。


終活に興味はあるものの実行に移せない、そのハードルとなっているのはどのような点なのでしょうか?この記事では終活を行ううえでのハードルと、親への終活の切り出し方について考えてみました。

参考:https://lifenote.ntt-finance.co.jp/report20211128

50代以上の7割が終活に関心を持っている


「NTTファイナンス株式会社」が50代以上の男女1089名(男性544名・女性545名)へ行った調査によると、調査全体の7割以上が終活に「大変または少し」興味を持っていると回答しました。


いずれの年齢層も終活へ高い関心を持っていることが伺えますが、50歳~54歳が73.7%だったのに対して55歳~59歳が83.1%と一気に数字が高くなっています。


55歳を境に終活への関心を持つ層が増える背景には、子どもが結婚したり孫ができる一方で自分の親を見送るなど家族の在り方が変化していくことや、看取りについて考える機会が多くなることがあると考えられるでしょう。

実際に終活を行っているのは平均2割程度にとどまっている


50歳以上の方が終活に高い関心を持っていることが分かりましたが、実際に終活を行っているかというと事情は大きく異なります。調査結果によると「実際に終活を行っている」と回答したのは平均で約20%にとどまり、最も高い70歳以上でも35.6%でした。


「終活に大変興味がある」と回答した層に絞っても、実際に終活を行っているのは平均40%ほどでした。「過去に終活をしたことがある」という回答が各世代に5%ほどいることを考慮しても、終活を行動に移すのは思った以上にハードルが高いといえそうです。

終活を始められない、続けられない理由


関心があっても終活を始められない、続けられない背景には、どのような理由があるのでしょうか?同調査では、終活にまつわる手間や実感のなさが回答として挙げられていました。


・何から手を付ければ良いか分からない
・お金や保険など、まとめるのが面倒
・専門的なことが多くて難しい
・まだ起きていないことに対しての危機感がない


「終活」という言葉が一般的になり、自分がいなくなった後に備えていろいろと準備をしなければいけないと思うものの、実際に何から始めるかよく分からないという戸惑いが感じられる結果だといえそうです。必要な作業を思い浮かべてみたが、あまりの煩雑さに諦めてしまったという方も多そうですね。


また、起きていないことに対して備えるというのは意外と難しいものです。必要なことだと分かっていても「いま元気にしているから」「その時になればなんとかなる」と思ってしまうのは、やむを得ないことといえます。自分がいなくなった後、つまり「死」をダイレクトに意識することを避けたいという心理も働くでしょう。


これらの心理を踏まえたうえで、親世代へ終活を切り出す際に押さえておきたいポイントを考えてみました。

親へ終活を切り出す際に気を付けたいポイント


親に終活を切り出す際に最も気を付けたいのは、コミュニケーションや心配りを忘れないということです。


子世代に迷惑を掛けたくないという気持ちと、自らの人生の幕引きについて考えるのはまた別の話です。子世代から見た事情だけでなく、親の気持ちに寄り添って話をするように心がけることが大切です。小さな物の処分や手続きも承認を得るなど、親の人生を尊重して終活を進めていきましょう


別々に暮らしていればなおさらですが、親にも触れられたくないものや、子どもに知られたくないものというものがあります。つい忘れがちですが、たとえ親子でもプライバシーを侵さないという点も気を付けたいですね。


また、年齢を重ねるにつれて判断力や理解力が衰える方は少なくありません。すこしずつ頑固になったり、こだわりが強くなったりする方もいらっしゃいます。「前ならすぐに理解できたのにどうして」と苛立ったり戸惑ったりすることもあるでしょう。


理屈に合わないことを言われることがあっても、こちらが一歩引いて話を根気強く聞くという姿勢を心がけるのも大切なポイントです。

終活に関するご相談を受け付けております。


クヨカサービスは、仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。


親子だけでは煮詰まってしまう終活に関する相談も、プロのスタッフを通すことで案外すんなりと進むこともあります。終活の片付け等でお困りの方は、ぜひ当社までご相談ください。お客様それぞれのご事情に合わせて、業務経験豊富なスタッフが最適なプランをご提案いたします。





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