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遺品整理はどこまでやるのが正解?自分でやる場合のコツと遺品整理業者のサービス範囲

2021-08-13


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を受けています。


遺品整理は業者に依頼せずとも自分で行える作業ではありますが、「どこまで自分でやるか」「どこまでやったら遺品整理が終わりなのか」と進めながら終わりの見えない作業でもあります。大変なのはわかっていても、故人の大切な遺品だから自分たちでやりたい・・・という気持ちがあるのもよく分かります。


後悔しないお別れのためにも、遺品整理には上手に取り組む必要があります。


そこでここでは、「遺品整理はどこまでやるのが正解?自分でやる場合のコツと遺品整理業者のサービス範囲」ということで、遺品整理の進め方やタイミング、業者に依頼する場合のコツについて分かりやすく解説します。

遺品整理はどこまでやるのが正解?


遺品整理とは、亡くなった方の形見の品を整理し、残すものと残さないものに分けて、手放ものを適切に処分する・・・という一連の作業のことを指します。家財道具や身の回り品の物理的な片付けの意味が大きいですが、物を整理することで故人とお別れする心の整理をつける、という意味合いもあります。


遺品整理は、「いつやる」「ここまでやる」という明確な決まりがあるものではありません。だからこそ、実際遺品整理する立場になると迷いますし、結局いつまでも手つかずのまま・・・という場合もあります。決まりはないからこそ、自分たちでしっかり基準を決めて取り組む必要があります。真心込めて遺品整理することが、故人への供養になるのです。


遺品整理にどこまでやるべきかという正解はありませんが、「放置せずにしっかり向き合い、遺品整理を完了させる」という気持ちが一番大切かと思います。


とはいえ、ある程度の基準がないと進めにくいと思いますので、当社が数多くの遺品整理を手伝ってきた経験を生かして、遺品整理の進め方や考え方についてお話します。

遺品整理はいつ始める?

大切なご家族が亡くなった直後は、すぐに遺品整理を始めるのは大変です。特に急なお別れであれば、部屋の中は故人との思い出でいっぱい。何を見ても悲しくなってしまって、手を付けられなくなってしまいます。


一般的には、四十九日法要が終わった後や、初盆、一年忌など、法要のタイミングで遺品整理へのスタートを始める方が多いです。親族が遠方にお住まいの場合は、お盆や年末年始など、みんなが集まるタイミングで整理を行い、生前の思い出話に花を咲かせることも多いようです。故人も喜んでいますよね(コロナ禍ではなかなか難しいですが・・・)。


遺品整理を始めるのは、ご家族の気持ちの準備ができてからでOK。ただし、例外もあります。それは相続の関係で財産を確認したい場合や、賃貸物件にお住まいの場合などです。相続は期限も決められているので、早急に重要書類だけでも整理しておきたいところ。また、賃貸物件の場合は家賃も発生しますし、大家さんや管理会社さんからしても次の住民を受け入れたいところなので、なるべく迅速に対応する必要があります。


急ぎの対応が必要な場合は、自分たちでやると精神的にも肉体的にも大変なので、業者の活用がおすすめです。

遺品整理はどこまでやる?

故人が生前にどのような生活をしていたかによって、遺品整理の最終目標は変わります。


賃貸物件でひとり暮らしされていた場合
室内の家財道具を引き払い、退去する必要があります。思い出の品などはご家族が遺品として引き取り、その他のものはすべて処分してお部屋の中を空っぽにするのが目標です。もし孤独死された場合や、ゴミ屋敷状態になっていた場合などは、遺品整理だけでなく「特殊清掃」も必要になります。


持ち家で一人暮らしされていた場合
食品など、いわゆる生活ゴミだけはすぐに片付けておく必要があります。それ以外はあまり急いで片付ける必要はありませんが、その後その住宅をどうするかによって、早めに手を打つことが大切です。空き家の状態で放置すると、家も劣化が進みます。場合によっては遺品整理を早めに終わらせて、賃貸や売却する方法で考える必要もあります。


ご家族と一緒に住まれている場合
家族がそのままそのお家で暮らされているので、急いで片付ける必要はありません。故人のものを全て片付けてしまうと、ご家族としても寂しさが増してしまうので、心の整理が済んだタイミングで少しずつ進めるのがいいかと思います。お部屋のスペースに余裕があれば、一気に手放す必要もないです。ただ、どこかでキリをつけて片付けを始めないと、自分や他の家族が亡くなった後の負担が一層大きくなることになります。

遺品整理業者はどこまで作業してくれる?


自分たちで遺品整理をするのが大変という場合に心強いのが、遺品整理業者の存在です。一緒に遺品を仕分けし、不要なものは搬出して処分してくれます。


似た業種に「不用品回収業者」もありますが、こちらは「不要な遺品の処分」のみが作業の範囲。何を残すか等の判断はご家族に委ねられていますし、処分するものも「不用品」としての扱いになるのでちょっと個人に対して心苦しさがあります。


遺品整理業者によってサービス範囲は異なりますが、以下のようなサービスを提供しています(当社の場合)。

遺品の仕分け

どんな遺品を残して、なにを処分するか、自分たちで判断するのは大変です。基本的に「残す」「残さない」の仕分けの最終判断はご遺族が行いますが、一般的な事例を踏まえたアドバイスも行います。一緒に考えてくれる存在がいるだけで心強いと言われることが多いです。


当社には「遺品整理士」の資格を持つスタッフが在籍しています。この資格はご遺族の気持ちをフォローしながら、供養の気持ちをもって作業に当たるプロ。ご安心してお話していただけます。

指定物の捜索

重要書類や貴重品、通帳や印鑑、思い出の写真、指輪・・・「確かに故人が持っていたと思うけれど、どこにあるかわからない」というものがある場合は、打ち合わせ時に教えて下さい。


整理作業を行いながら、丁寧に探してお返しします。数多くの遺品整理をしてきたからこそ、探しものは得意です。事前にご相談いただいていないものに関しても、重要なものや思い出の品(写真やアルバム)はより分けておき、最後に判断をお願いしています。

遺品を指定箇所に送付

ご依頼者が遠方からお越しの場合、引き取りたいという遺品があってもそれを運ぶのは大変ですよね。仕分け済みの遺品に関しては、丁寧に梱包してご指定の場所に送付いたします。

遺品の買い取り

処分する遺品の中で、まだ使えそうなものは積極的に買取査定を行っています。もしお値段がつくものがあれば、それを遺品整理料金から差し引きます。


買取できないものに関しても、当社ではできる限りリサイクルに努め、ただただ処分するだけにならないように配慮しています。

不用品の回収・処分

処分するものは、量に関わらず全て回収いたします。事前にお見積りをし、処分量に合わせた作業トラックで遺品整理に伺います。大型の家財道具や家電でもOK。遺品整理と処分が一気に済むので、ご遺族の負担は最小限で済みます。洗濯機やクーラーの取り外しも対応可能です。

遺品の供養

当社で回収した遺品は、処分前に丁寧に供養しています。手放すことになったとは言え、すべて故人の思い出が詰まった品々です。ご遺族の気持ちになって手を合わせています。


供養を行っていることで、遺品整理に前向きな気持になれたとおっしゃるご家族も多いです。

お部屋の簡単な清掃

遺品整理完了後、お部屋の簡単な清掃を行っています。
故人が暮らされていたお部屋をきれいな状態にすることが、私たちの最後の仕事だと考えています。

立ち会い無しでの遺品整理

ご実家の遺品整理をご依頼される場合など、「片付ける場所」と「ご依頼者の済んでいる場所」が離れているケースが増えています。コロナ禍はなおさら、気軽な行き来がはばかられる状態です。


遺品整理への立ち会いが難しいという場合にも、ご安心ください。事前に鍵を郵送でやり取りさせていただき、実際の作業は当社だけで行う「立ち会い無しでの遺品整理」も行っています。作業前後にお電話やメール等で連絡を取りますので、安心していただけます。


遠方にお住まいというわけではなくても、お忙しい方の場合は、作業開始時と完了時のみお越しいただき、作業中はスタッフのみで対応することも少なくありません。ご要望に応じてさまざまなサービスをご提案しますので、お気軽にご相談いただければと思います。


当社の場合、上記すべてのサービスが遺品整理の基本料金に含まれています。その他、特殊清掃や消臭・除菌、一部のリフォームなど、遺品整理に関する関連サービスも提供可能ですので、お気軽にお問い合わせください。





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