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共感続出の小説?「姑の遺品整理は、迷惑です」

2019-04-26


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
今回は、遺品整理に関する面白い小説のご紹介です。


タイトルは、「姑の遺品整理は、迷惑です」。
姑の遺品整理に奮闘する主婦の姿には、きっとたくさん共感するポイントが有るはず。それと同時に、実家や義実家のことを思い出して、「もしかすると、これは将来の自分の姿では…?」と恐ろしくなるかもしれません。


GWはちょっとゆっくりできるという方も多いのではと思います。
ぜひ、この本を読んでみてください。読書をきっかけに、親の生前整理を考える機会にもなりそうです。

「姑の遺品整理は、迷惑です」は、誰の身にも起こりうる話


「姑の遺品整理は、迷惑です」の著者は、柿谷美雨さん。「夫の墓には入りません」「老後の資金がありません」など、中高年女性を中心に、誰しも一度は考えたことがあるようなテーマの小説を執筆されています。


今回紹介する本のテーマは、ズバリ「遺品整理」。公式のあらすじ紹介を引用してみましょう。

独り暮らしの姑が亡くなり、住んでいたマンションを処分することになった。業者に頼むと高くつくからと、嫁である望登子はなんとか自分で遺品整理をしようとするが、あまりの物の多さに立ちすくむばかり。「安物買いの銭失い」だった姑を恨めしく思いながら、仕方なく片づけを始める。夫も手伝うようになったが、さすが親子、彼も捨てられないタイプで、望登子の負担は増えるばかりである―。誰もが直面する問題をユーモラスに描いた長編小説。
(Amazonより)


タイトル通り、主人公の主婦が姑の遺品整理をするというのが主な筋書き。実家から片道一時間半かかる団地に住んでいた姑ですが、団地は賃貸なので放置しておくと家賃がかかるため、急いで片付ける必要があるという設定です。本来なら一人っ子である夫が片付けの主導権を握るべきなのでしょうが、仕事で忙しく、遺品整理にかかる時間はない…(”あるある”ですよね)。


仕方なく主人公が遺品整理に向かいますが、一人暮らしとは思えないほど物に溢れた姑の家!戦中戦後を生き抜いた姑は、物を捨てることができない人だったのです。物に溢れた家の描写が非常にリアルで、実家や義実家の片付けで悩んでいる方にとっては、「コレは自分のこと?」と思わずにいられないはずです。


例えば、
・大きなタンスにギュウギュウの亡くなった舅の服
・床に散乱する新聞紙や古紙
・本棚には、古びた百科事典
・押し入れには、何人分もの布団
・食器棚にパンパンの使っていない皿
などなど。


しかも、古い団地なので4階に住んでいるにもかかわらずエレベーターがありません。ゴミを出すにしても、粗大ごみを出すにしても、自分で下まで運ぶしかありません。もし、このような状況にあなたが陥ったら、どうしますか?


遺品整理あるあるをリアルな筆致で描き、不謹慎ながらも笑ってしまう場面もたくさん。しかし、最後にはほろっとさせられてしまうのが、この作者のうまいところです。あらゆる人に当てはまる「家族の死」をきっかけに起こる悲喜こもごもを書いた意欲作。ぜひ読んでいただきたい一冊です。

遺品整理は、誰がやるのが正解?


今回ご紹介した小説では、主人公が自分で姑の遺品整理を始めていました。確かに、家族の遺品整理はまず家族や親族で行うという方も多いと思います。


しかし、ゴミを出すにも有料ですし、粗大ごみは自分で運び出さなければいけません。片付けの場所までにかかる時間や交通費、片付けで失われる体力や精神力を考えると、必ずしも「自分でやる」というのは賢い選択ではないかもしれません。


確かに、遺品整理業者に片付けを依頼すると、料金がかかります。でも、すぐに片付けが終わりますし、ゴミ処分費用もコミコミなので、決して高すぎるわけではないと思いませんか?


当社は、遺品整理に関する資格を有しているスタッフが居るのが強みの1つです。ご遺族の心に寄り添いながら、一緒にいるものといないものを仕分けしていきます。処分するものは、供養した上で処分しますので、ご安心いただいています。宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理の実績があり、生前整理も得意としています。


遺品整理や、生前整理を依頼したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。





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