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このゴミどうやって捨てるの?地域ごとに違う「ゴミ分別」について

2023-09-20



遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。当社は仙台市を中心に宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を承っております。

遠隔地で遺品整理を行ううえで気になるのが、ゴミ分別のルールです。当社でお受けするご相談のなかでも「慣れない土地でどのように不用品を処分すれば良いか分からない」というお声をよく耳にします。

この記事では当社のサービスエリアでもある宮城県仙台市、福島県福島市、岩手県盛岡市を例に、地域ごとに違うゴミ分別のルールについて考えてみたいと思います。

ゴミ分別は地域によってルールが異なる



普段ご自分が住んでいない地域でゴミ出しをする場合には、その自治体のゴミ出しのルールを確認する必要があります。

なぜなら、ゴミの分別は市町村が収集をするため、自治体ごとにルールが違うからです。ゴミの分別は全国一律ではなく、市町村のゴミ処理工場の処理能力によって回収する品目が変わります。

資源ゴミ以外は燃えるゴミで分別する地域もあれば、10種類以上に細かく分別が設定されている地域もあります。慣れない土地で遺品整理を行う際には、真っ先にゴミ出しルールを確認しておくことが大切です。

こんなに違う地域ごとのゴミ出しルール



ゴミ出しのルールは同じ東北県内でも大きく異なります。宮城県仙台市、福島県福島市、岩手県盛岡市を例にして見てみましょう。

家具などの大型ゴミ


家具などの大型ゴミは、自治体によってルールが大きく異なります。日時予約が必要なものや申し込みできる対象が限られているケースも多いので、必ず事前に確認しておくことが大切です。

宮城県仙台市では、仙台市粗大ごみ受付センターへ回収の申込みをした後、手数料納付券(シール)を購入し、指定の日に指定された場所にゴミを出します。


福島県福島市では予約制の戸別回収と、指定された場所への自己搬入の2つの方法がありますが、どちらも市内在住の「本人」からの申し込みが原則で、第三者の代理での申請は受け付けてはいません。

戸別回収では、5点以内とゴミ出しの数に制限があります。指定場所への自己搬入では、本人の来場と運転免許証などの本人確認書類の提示を求められます。


岩手県盛岡市では、リサイクルセンターへの自己搬入と戸別回収の2つの方法があります。収集センターへ電話で収集を依頼すると、1回につき3点まで家の前まで収集に来てくれます。

自分で運搬許可業者に依頼する方法も行政のサイトで紹介されていますが、運搬料金は業者ごとに異なるため注意が必要です。

大量の衣類


遺品整理において大量に出てくるのが、不要になった衣類です。衣類の分別方法は自治体によって判断が異なり、それによって回収方法も異なります。


宮城県仙台市での衣類のゴミ出しは、家庭ゴミでの廃棄が基本です。リサイクルに回すためには、地域の団体が行うリサイクル活動を利用するか、公共施設に設置してある資源回収庫で回収をする方法があります。


福島県福島市では、衣類の処分にはまずリサイクルショップを利用することを推奨しています。

リサイクルに回せない衣類は、可燃ゴミに分別されます。岩手県盛岡市でも可燃ゴミとして分別されます。

新聞紙や空き缶、ビン類


新聞紙や空き缶はリサイクルするのが基本ですが、収集方法は各自治体によって異なります。

宮城県仙台市では新聞紙は紐で縛ってゴミに出しますが、ビニール袋には入れずそのままの状態でゴミに出せます。空き缶やビン類は、決められた集積場にある黄色の回収容器に直接入れます。


福島県福島市でも同じように紐で縛ってゴミに出しますが、水に濡れるとリサイクルできなくなるので雨や雪の日には収集が行われません。

また、リターナブルビンは販売店へ返すことが前提とされ、ゴミに出す場合はリターナブルビンだけで分別をします。


岩手県盛岡市では、新聞のみをまとめて紐で結ぶか新聞整理袋を勧めています。空き缶とびんは、それぞれ個別に分別し、透明か半透明の袋に入れて出します。

不要な植木や土


不要な植木や土は、自治体によって取り扱いが大きく異なります。特に土は回収をしていない自治体もあるため、大量に不要な土が出る場合は注意が必要です。


仙台市では、不要な植木をたい肥や燃料へ資源化する事業を実施しています。少量であれば粗大ゴミと同様に指定場所に出すことが可能ですが、大量に植木を処分したい場合は、自分で粗大ごみ受付センターに持ち込むか、臨時ゴミとして有料で収集を依頼しなくてはいけません。

また、土は自然に返すことが原則とされ、集合住宅などで処理が困難な場合は、少量ずつ家庭ごみで出すように推奨されています。

福島市や盛岡市では、細かく切りそろえた植木であれば、可燃ごみとして出すことが可能です。土はゴミとして出すことができません。

テレビや冷蔵庫はゴミとして処分できない


エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の家電4品目は特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)対象となっており、ゴミとして出すことができません。新品に買い替える場合や、購入店がわかっている場合は、購入したお店に回収を依頼できます。

購入店がわからない、もしくは引き取ってくれる小売店がない場合は、家電リサイクル券を購入して指定引き取り場所まで持ち込むか、業者に引き取りを依頼することになります。

当社では家電4品目の回収も行っておりますので、ワンストップで処分が可能です。

不用品の適正処分ならプロに任せる選択肢も



さまざまなゴミの収集方法について解説してきましたが、思っていた以上に複雑で違いが大きいと感じた方も多いのではないでしょうか。

遺品整理にともなうゴミ出しは、複雑なゴミ出しルールと時間的な制限の中での作業となるため、大変な労力を伴います。特に福島市のように市内居住者しか回収を申し込めない場合、現地に住んでいないご遺族がゴミ出しまで行うことは非常に困難です。

手早く適正な手段で不用品を処分するなら、遺品整理のプロに任せるというのもひとつの選択肢です。

クヨカサービスは一般廃棄物処理業者などの必要な認可を取得しており、不用品を一元化してお引き受けし適正な処分を行います。遺品整理をスピーディーに進めたい方は、ぜひ当社までご相談ください。





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