遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理を行っていますが、最近お問い合わせが多いのが不動産を管理するオーナー様や大家様、管理会社様からのご依頼です。

一人暮らしの高齢者の数も増えていますから、住民が亡くなった後に部屋の片付けをする親族がいなかったり、いても遠方に住んでいてすぐには対応できなかったり・・・という状況に悩まれているオーナー様が多いようです。また、お部屋で孤独死をしてしまった場合は、部屋の汚染状況も激しく、どのように片付けていいか途方に暮れることもあるようです。

当社では、こういったお悩みをお持ちのオーナー様に代わり、お部屋の特殊清掃や遺品整理、原状回復のお手伝いをしています。

一人暮らしの住人が亡くなった場合、後始末をするのは誰？

特に高齢者の一人暮らしの場合や保証人不要の物件の場合、住人が亡くなった後に「誰と連絡を取ればいいか分からない」「保証人と連絡が取れない」というケースが多いようです。そもそも故人に身寄りがなかったり、家族は遠方にいて片付けを行うのは難しかったりという状況も少なくありません。

そういう場合でも、住民がいなくなった部屋は早急に片付け、次の住人を迎え入れる準備を進めなくてはなりません。空白期間が続くほど、オーナー様としては損になってしまいますから。故人の家族が頼れないとなると、遺品整理や部屋の片付け、原状回復をすべてオーナー様が請け負うことになります。時には、特殊清掃まで必要となる場合もあるでしょう。（孤独死の場合、遺体の損傷具合によっては通常の清掃でキレイにすることは不可能です。特殊清掃という特別な技術を用いて、現場の清掃・消臭を行います）

入居審査に力を入れていたり、しっかり保証人を立てることを求めている物件であれば、このように大家さんが全て行わなくてはならない事態はレアケースかもしれません。しかし、現在の社会情勢を考えると、独居世帯が増えていくのは当然のことのように思えます。不動産運営を考える上では、そういった層も含めて受け入れを検討することが必要になることもあると思います。

遺品整理や特殊清掃を伴う現状が必要になったときに備えて、どう対応するかを考えておくというのは非常に重要ではないでしょうか。

高齢者の一人暮らし物件によくある問題

一人暮らし程度の荷物であれば、管理会社様や大家さん自身で片付けられると思われるかもしれません。しかし、高齢者の一人暮らし物件には、単なる遺品整理では解決できない問題が秘められていることが多いことをご存知ですか？

まず、先述の通り孤独死した物件（事故物件）のケースに多いこと。死亡から発見まで時間がかかった場合には、遺体の腐乱も進むので、清掃に技術が要されます。中には、畳やフローリング、壁まで体液が染み込み、部分的なリフォームが必要なことも少なくありません。精神的にも苦痛が多い清掃作業なので、知識や経験がない方が行うのはおすすめしない作業です。

また、長年遺品整理や空き家整理を行ってきた経験からすると、高齢になるにつれ「片付けられない」「ゴミを溜めてしまう」という性質があるように感じています。体力も落ちてくると、部屋を片付けるという当たり前のことすら難しくなってしまいます。そのため、ゴミ屋敷や汚部屋状態になっていて、遺品整理というよりゴミ屋敷清掃のような大掛かりな作業が必要になる事例も多いです。また、溜め込まれたゴミにより害虫が湧いていたり、腐敗臭が染み付いていたりと、清掃後のフォローも必要になります。

こういった作業に手間や時間を取られるのは、大家さんにとっても大きな負担となります。

不動産管理会社様など、法人からのご依頼を積極的に承ります

当社では、増え続ける遺品整理のニーズを受けながら、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにてサービスを展開してきました。

その中で、故人の遺品整理や特殊清掃に悩む法人様からのお悩みを受け、法人様向けサービスを充実させています。

故人のお部屋は、できるだけ早く片付けて、新しい住人を見つけたいですよね。そのためには、プロの手を上手に活用するのが大切だと思います。当社では、遺品整理だけでなく、特殊清掃、消臭、ハウスクリーニング、リフォーム、処分する遺品の供養など、不動産管理会社様がお困りの部分を幅広くカバーしています。

単発のご依頼だけでなく、業務提携を結ぶこともできますので、賃貸物件のお片付けでお困りの場合はお気軽にご相談ください。円滑な不動産管理のお手伝いができれば、私たちとしても非常に嬉しいです！