遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスでございます。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにてゴミ屋敷清掃を行っています。

「ゴミ屋敷清掃」というと、家の外までゴミがうず高く積まれ、害虫や異臭が発生している現場を想像される方も多いかもしれません。もちろん、そういった現場での作業実績もありますが、それ以外に「部屋の中に不用品が多すぎて、引っ越しに間に合わない」という方の作業もたくさんお手伝いしています。

こういったケースの多くは、部屋の中についついゴミを溜めてしまっている場合がほとんど。特に、広いお部屋にお住まいの方ほど、空いた部屋にゴミや不用品を溜めてしまい、自分ひとりでは手に負えない…というご相談が寄せられています。

ゴミ屋敷で悩んでいる方、多いです

(写真は当社の作業事例より）

当社でも、最近ゴミ屋敷清掃のご依頼が増えています。

なにかの記事でも読みましたが、ゴミ屋敷の住人はいわゆる「普通の人」が多いのだそうです。ゴミ屋敷という言葉の印象から、世捨て人のような人が住んでいることをイメージしてしまいがちですが、実際はそうではありません。社会生活を普通に行い、真面目に働いている人の中に、家を片付けられないという人が一定数いるといいます。私も日々が忙しいと、ついつい家を片付けるのが億劫になり、部屋が汚くなることがあります。これが続くと、ゴミ屋敷になってしまう可能性も十分にあると思います。部屋のゴミ屋敷化は、誰しもが持っているリスクなのかもしれませんね。

「ゴミ屋敷」の定義は難しいですが、当社に「ゴミ屋敷の片付けを依頼したい」とご相談いただく方の多くが、一部屋以上をゴミに占拠されています。家財道具や家具家電という不用品ばかりでなく、ペットボトルや空き缶、弁当のゴミなど、「日常生活で発生するゴミ」が大半を占めるというのも特徴です。

一つ一つのゴミは重くはないので、一念発起すれば自分でも片付けられるゴミなのかもしれませんが、なにせ量が膨大です。やろうと思っても諦めて、ついつい後回しにしてしまう→さらにゴミが増えてしまうという悪循環に陥っていると予想されます。自分で難しいと感じるのであれば、当社のようにプロの業者の力を借りるのが一番だと思います。

引越し前の残置物撤去は「スピード」が鍵

ゴミ屋敷清掃をご依頼いただくタイミングとして多いのが、「引越し前」です。退去期限が迫る中、限られた時間内で清掃を完了させるのは至難のわざだからです。

集合住宅の場合、ほかの部屋にもお住まいの方がいますから、ゴミを部屋の外に置くことはできません。お部屋の中で上手く分別するエリアを確保しながら仕分け・搬出を段取り良く進めるにはコツが要ります。「２階以上にお住まいで、エレベーターがない」物件の場合も、プロの手を借りることをおすすめします。たくさんのゴミを持って何度も往復するのは大変です^^;

そもそも、大量に発生したゴミは通常のゴミ収集では対応できません！ゴミ捨て場のエリアも限られているので、一時的にたくさんゴミ出しをすると近隣の方の迷惑になります。また、ゴミ捨てできるタイミングも決まっているので、引っ越し期日とゴミ出しのタイミングがずれると、捨てることすらできないというケースも多々あります。

当社が先日対応したゴミ屋敷の事例では、3DKのお部屋で、全てゴミを搬出した頃には２トントラックの荷台が満載となりました。生活ゴミはもちろん、雑誌や古紙などがたくさんあるケースも多いです。

賃貸物件だからこそ、清掃もしっかり

引っ越しに伴うゴミ屋敷清掃の場合は、不用品を搬出したあとの清掃も重要です。状況によっては、退去後の原状回復やリフォームが必要になる場合もあります。ゴミ屋敷状態が続いてしまうと、腐敗したゴミによる悪臭の発生や、壁や床の痛みが発生している可能性があるからです。

管理会社とのスムーズなやり取りのためにも、早めにゴミ屋敷状態の清掃を行い、現状を確認するようにしましょう。当社は、清掃だけでなくリフォーム作業も承っていますので、必要に応じてご相談いただければと思います。

ゴミ屋敷状態になってしまうと、自分自身での片付けがとても大変になってしまいます。そうなる前に、「少し困ったな」という段階から、早めにご連絡ください！