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終活費用はどのくらいかかる?葬儀以外にもかかる費用の現状

2020-08-10


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。


当社は、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて生前整理を行っています。終活を進めている方のお話を聞くと、「葬儀など、死後にかかる費用が不安」という声が多いです。生前整理に取り組む方は、「自分の人生を振り返りたい」という気持ちだけでなく、「家族に迷惑をかけたくない」と考えている方が多いです。
その気持ちの背景には、先進的や肉体的な負担のほか、金銭面の負担についての心配が大きいと思います。心配を払拭するためには、終活にかかる費用を具体的にイメージしておくのが大切かと思います。


そこで今回は、過去2年半以内に家族の葬儀を行った人を対象にしたアンケート結果をもとに、終活にかかるリアルな費用について考えてみます。

葬式にはどのくらいお金がかかる?


今回紹介するのは、株式会社鎌倉新書が行った「お葬式に関する全国調査」。葬儀にかかる費用は、平均で119万円。これには飲食・返礼品の費用や、お布施は含まれていないので、実際は葬儀だけで200万円程度の費用がかかっていると想定されます。御香典などもいただけますが、家族に迷惑をかけないためにはまとまった金額を事前に準備しておくことが必要そうです。


終活にかかる費用=葬儀費用として、100万~200万円を準備しておけばいいかな、というのは一般的に考えている人の多い感覚かもしれません。


実際、お葬式周りの調査結果を見ると、
・平均119.2万円/お葬式にかかった費用
・平均31.4万円/葬儀の飲食にかかった費用
・平均33.8万円/葬儀の返礼品にかかった費用
・平均23.7万円/お布施(寺・教会・神社など宗教者への御礼)
・平均71.1万円/会葬者(参列者)からのお香典の合計


というのが平均値です。葬儀の形式によっては金額も変わってくるので、「家族だけで行いたい」とか、「祭壇はシンプルにして金額を抑えたい」という生前の希望があれば、事前にしっかり家族と話しておきたいところですね。


第4回 お葬式に関する全国調査
https://www.e-sogi.com/guide/29463/

お葬式以外にもかかる費用


終活に関する費用を考える時、「葬式代だけを残せばいい」というのは大きな間違いです。人が亡くなるときには、葬儀以外にもさまざまな場面で費用が発生するからです。
この調査では、お墓や仏壇購入、遺品整理、空き家処分に関する費用の実態が赤裸々に見えてきます。


お墓や仏壇がこれまでなかった場合、購入するための費用が必要です。自分としては簡素なものでいいと思っていても、残された側が準備する場合は、「少しでもいいものを」と思いがち。事前に自分で見繕っておくなどするほうが、家族の負担も減らせそうです。


・平均135万円/お墓の購入にかかった費用
・平均73万円/仏壇の購入にかかった費用


また、相続や遺品整理にもお金がかかります。
・平均49万円/相続のため行政書士などへ依頼した費用
・平均69万円/遺言など弁護士への依頼にかかった費用
・平均47万円/遺品整理にかかった費用※
・平均110万円/空き家処分にかかった費用


※遺品整理の費用は、25万円未満という回答が62.3%。多くの方は自分たちで作業をしていると予想されます。遺品整理は家族でも行うことができますが、ご遺族がみな高齢な場合や、遠方に住んでいる場合はプロに依頼するほうがスムーズに進むのでおすすめです。特に今はコロナウイルスの影響が想定されるので、以前のように気軽に移動するのも難しい状況。その地域で活動している業者に依頼するというケースが今まで以上に「当たり前」になっていく可能性が高いです。

必要費用を想定しながら終活の準備を


終活にかかる費用の多さに驚いた方も多いと思います。今回紹介したのはあくまで平均値としてのデータなので、個々の事情で金額は大きく変わってきます。


何れにせよ、終活にはお金がかかります。家族の為を思って準備をすすめるのなら、費用面も想定に入れて、遺族が困らないように手配をしておきたいですね。


生前にある程度ものを処分する「生前整理」を行うと、遺品整理の手間を減らすことにつながります。終活を進めたい方は、是非当社の生前整理サービスもご活用ください。





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