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ペット臭の原因にも。「多頭飼育崩壊」を防ぐために

2020-11-09

遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて消臭作業を承っています。


消臭作業単体でご依頼いただく中で、ご相談が多いのが「ペット臭」の問題です。犬や猫の糞尿や体臭が染み付くと、普通の清掃では取り除けない悪臭の原因となり、近所の方にも迷惑になってしまいます。


家族の一員として大切に育てていてもトラブルになるのが「ペット臭」問題ですが、「多頭飼育崩壊」が起きている現場では特に深刻です。

壮絶な多頭飼育崩壊の現場


「多頭飼育崩壊」という言葉を聞いたことはありますか?多頭飼育崩壊とは、たくさんの動物を飼育していたところ、飼い主の手に負えないほど数が増えてしまい、適切な飼育やケアができなくなってしまう状態のことを指します。


10月には、8畳2間に164匹の犬がすし詰めに飼育されていたケースが報道されました(島根県出雲市)。床には排泄物が散乱している状態で、まともな食事も準備できていない有り様。幸い、犬に虐待などの痕跡はなく、近隣住民からも大きなクレームはなかったようですが、愛護団体の協力で不妊・去勢の手術を行い、現状改善に努めていくそうです。

多頭飼育のデメリット

動物たちにとって、他の動物と暮らすと寂しくなくて良さそうですよね。動物好きの飼い主にとっては、たくさんの愛する生き物に囲まれる生活は幸せそのもの。もし捨て猫や捨て犬を保護したら、将来的には飼い主を見つけたいと思っても情が移り、ついつい「我が家に迎えよう」という気持ちが湧いてしまうのも分かります。


しかし、多頭飼育には次のようなデメリットが生じます。


・エサ代がかかる
・トイレの処理の負担がかかる
・ワクチン代がかかる
・(犬の場合)フィラリアの予防費用がかかる
・不妊去勢手術の費用がかかる
・誰かが病気になっても、特定が難しい
・散歩など、十分な世話が難しい


責任持って世話ができないのなら、「飼わない」「可愛がってくれる人にお譲りする」のがお互いの幸せのためです。

自治体の支援も始まる?


ご紹介した「8畳に164匹」という最悪の事例をはじめ、全国で多頭飼育崩壊は問題視されています。しかし、行政に相談しても「殺処分されてしまう」というイメージも強く、多頭飼育が負担になっても相談しにくい状況がありました。


しかし、全国で同様の事例が相次ぐのを受け、環境省も自治体向けガイドラインの策定に動いています。その中で、動物と飼い主を同時に支援し、動物の引き取りや不妊手術を手配するという動きにつながる流れがあります。


せっかく動物と一緒に暮らしていても、まっとうな世話ができない状態であればお互い不幸せな状況です。福祉の手も借りながら(もちろん、そうなる前に自分で軌道修正できるのが一番ですが)、ペットに優しい環境を目指してもらいたいです。


、環境整備の一環として覚えておいていただきたいのが、「ペット臭には専門の消臭業者がいる」ということです。賃貸物件からの退去時に関するご相談が多いのですが、多かれ少なかれ生き物と生活すると、独特の臭いが染み付いてしまいます。糞尿の処理が適切にできていない場合は、床や壁までリフォームが必要なケースもあります。


当社は、オゾン脱臭機を用いながら原因に合わせた消臭を提供しています。ペット臭の場合、その原因となる部分の清掃も重要なので、合わせて作業をいたします。


ペット臭にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。





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