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遺品整理でベッドを正しく処分する方法・費用を抑えるポイントを解説 2021-08-24


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を受けています。


今回は、処分に悩むことが多い遺品の中でも「ベッド」に絞って注意点と片付け方についてご紹介します。


遺品整理において、一人では運べないベッドをどうやって処分するか悩みどころですよね。新品なら譲り受ける可能性もありますが、古いベッドはそうもいきません。闘病や介護が必要な状態を経験したベッドは、臭いや汚れも染み付いていて、片付けをするだけでも精神的に大変なものがあります。


ここでは、ベッドを処分する方法を自分でやる片付け方・業者に依頼する方法までまとめてご紹介します。ご予算や片付けまでに要する時間から、ぴったりの片付け方を選んでください。

遺品整理で処分が必要になるベッド


遺品整理において、ベッドは処分される可能性の高い家財道具です。日々の生活で使われていたものなので劣化や痛みもあり、引き続き使うのに気乗りしないことが多いからです。故人がベットで闘病や介護が必要だった場合は、ベッドの上の時間も長い分汚れなども染み付いています。場合によっては、ベッドの上で亡くなっていて、特殊清掃が求められるケースもあります。


骨組みはしっかりしているから家族が引き続き使う場合でも、マットレスや寝具は買い替えたい…という場合もあります。そうなると、大きなマットレスを処分するという作業が求められます。


ベッドには様々な種類がありますが、当社ではこれまで以下のようなベッドを処分してきています。


・シングルベッド
・ロフトベット
・ダブルベッド
・畳ベッド
・すのこベッド
・収納付きベッド
・パイプベッド
・コイルベッド
・ベビーベッド
・介護用ベッド
・折りたたみベッド
・脚付きマットレスベッド


ベッドは、素材も大きさもさまざまです。頑張れば自分でも片付けられないこともありませんが、サイズが大きい分自分で片付けたとしても一定の処理費用は発生します。

ベッドの処分方法は?

では、遺品整理で出たベッドの処分方法を見てみましょう。大きく分けて「自分で捨てる」「引き取ってもらう」の2種類があります。自分で対応する体力があり、費用を抑えたい方は「自分で」、時間がない・体力がない等の理由ですぐに終わらせたい人は「業者に依頼」という考え方です。


自分で捨てるという方法の中にも、可燃物でできた素材のベットであれば、細かくして可燃ごみ(燃やせるゴミ)で処分できます。また、解体は難しい場合でも、規定の料金を準備して申し込み、自治体の粗大ごみ収集に依頼することもできます。


また、自分での搬出が難しければ、業者の力を借りましょう。業者の中にも、リサイクルショップ、不用品回収業者、遺品整理業者があるので、片付けの目的に合わせて最適な業者選びをする必要があります。


それぞれの考え方は、後述します。

ベッドを可燃ごみ(燃やせるゴミ)で処分する

ベッドを解体して1つの部品あたりの大きさを小さくすることで、自治体回収の可燃ごみとして出すことができます。費用を抑えたい人には一番の方法です。自治体によって決まりがありますが、例えば仙台市の場合、「おおむね30センチを超えると粗大ゴミ」になるので、それ以下になるようのこぎり等を使って解体できれば、燃やせるゴミとして出すことができます。


(かなりの量になるので、一度に出さず小分けに出すか、クリーンセンターに持ち込む等の配慮は必要です)

http://www.city.sendai.jp/haiki-shido/kurashi/machi/genryo/gomi/wakekata/gaiyo.html


かなり手間はかかりますが、分解できれば運び出しの負担も減らせる方法です。これは可燃ごみで出せる素材=木製のベッドに限ります。例えば、パイプベッドなどは素材が違うのでこの方法では難しいです。

ベッドを粗大ごみで処分する

各自治体指定の手数料券を購入して回収を申し込み、指定期日に指定場所に運んでおく方法です。手数料はかかりますが、業者に依頼するよりも安価に済ませることができます。


仙台市の場合、ベッドは種類やサイズにより処分手数料が異なります。
・シングルベッド(パイプベッド) 1,200円
・セミダブルベッド 1,600円
・ダブルベッド 1,600円
・二段ベッド 1,600円
・介護用ベッド 1,600円
・ベビーベッド 400円
・スプリングなしマットレス 400円
・スプリングマットレス 3,000円(マットレス専用の券)


料金を確認したら、自治体の窓口に申し込みます。仙台市の場合、粗大ごみの収集日はおおよそ2週間に1度。指定の場所に手数料券を貼り付けて出しておきます。家の中までは取りに来てもらえず、屋外に運び出す必要があります。私も自分でセミダブルのベッドを解体・搬出したことがありますが、これがけっこう大変です。


粗大ごみの収集スケジュールが合わない場合、少しでも早く片付けたい場合は、地域のクリーンセンターに持ち込むことも可能です。自分で車を準備する必要はありますが、処理までのスピードが早くなります。

リサイクルショップにベッドを持ち込む

まだまだ使えそうなベッドは、リサイクルショップに相談するという方法もあります。ただ、大型の家具かつ寝具は、中古の需要も大きくないので、買い取りを断られる可能性も大きいです。


出張買取や相談をしてくれるリサイクルショップもあるので、一度地域のリサイクルショップに相談してもいいかもしれません。

不用品回収業者にベッドを回収してもらう

不要となった家具家電の処分のみを行ってくれるのが、不用品回収業者です。ベッド一つから回収を依頼できます。トラックに載せられる量は一定料金というサービスの業者もあり、そういったところを選べばベッド以外の遺品もまとめて回収してもらえます。


回収日時は柔軟に決められるので、急いでいる場合にはおすすめです。


不用品業者は「回収するものの量」が処分料金に影響します。「ベッドはいくら」というよりも、回収に使う車の大きさで料金が変わることが多いです。例えば軽トラに乗る大きさのベッドであれば、軽トラ一台分の料金で1万円程度が相場かと思います。

遺品整理業者にベッドを回収してもらう

当社のように、遺品整理を主に行う業者に依頼すると、不要品の片付けだけでなくお部屋全体の遺品整理をスムーズに進められます。処分すると決めたものの、故人の思い出の詰まったものだから簡単に手放すのが心苦しい…という場合など、丁寧な対応をしてもらえる遺品整理業者に依頼すると、故人も安心されるかもしれません。(ちなみに、当社で回収した遺品は、すべて供養を行っています)


遺品整理業者に依頼する場合は、「片付ける部屋の広さ」が処分料金に影響します。1Kのお部屋であれば、30,000円~が相場です。

特殊清掃業者に依頼する

ベッドの上で故人が亡くなっていた場合、ご遺体の発見までに時間が経過しているのであれば、通常の遺品整理ではなく「特殊清掃」の作業も必要になります。体液や血液が染み込んだ寝具は、適切に対応しないと異臭や害虫(ウジ虫など)の原因になります。


こうなると、ご遺族が自分たちで片付けるのは不可能に近いので、特殊清掃業者に依頼し、消毒・除菌も含めた作業を依頼しましょう。当社は特殊清掃・遺品整理のどちらの対応も可能です。

遺品整理でベッドの処分にお悩みの方へ


(当社の作業事例より:シングルベッド×2と寝具を始めとする家財道具を回収しました)


当社は、ベッドを始めとして数々の家財道具を片付けている実績があります。寝具は故人が生活の多くの時間を過ごしてきた場所だからこそ、片付けるのに気持ちの整理も必要ですよね。正しく片付けることで、故人とのお別れを進めるという儀式の意味合いもあります。

当社は、遺品整理士の資格を持ったスタッフが丁寧に作業に当たります。ベッドだけでなく、タンスや衣類、机などの家財道具に至るまで、ご遺族と一緒に丁寧に仕分けし、供養の気持ちを持って引き取ります。

ベッドの処分にお悩みの方は、ぜひ当社にご相談ください。最適なプランをご提案いたします。





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