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遺品整理で処分するとき、罪悪感を感じないための方法!故人と遺族の心に沿った遺品整理とは


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理のご依頼を受けています。


遺品整理とは、故人を偲びながら、遺品を「受け継ぐもの」と「手放すもの」に分けていく作業のことです。生前の故人の思い出がたくさんつまっているからこそ、処分することに対して気持ちの整理がつかず、罪悪感を感じるというお話はよく伺います。


大切な家族の遺品だからこそ、片付けにはなかなか踏み切れない気持ちもわかります。しかし、故人の立場からすると、大切な家族が自分の生前の持ち物の処分で悩んでいる姿を見るのは複雑な気持ちになるかもしれません。


私たちは、「遺品整理士」の資格を持つスタッフを中心に、ご遺族の気持ちに寄り添った遺品整理を行っています。少しでも前向きな気持ちで手放せるよう工夫しているポイントがありますので、この記事では遺品整理の際の気持ちの持ちようについてお話します。

遺品整理で罪悪感を感じるのはなぜ?



まずは、遺品整理で罪悪感や抵抗感を感じてしまう理由を分析してみましょう。

思い出深い遺品を手放すのが心苦しいから

簡単に言うと、「故人のものを勝手に片付けてしまう」ということに強い抵抗感を感じてしまうからです。そのものに故人の生前の様子を思い出してしまうと、遺品を勝手に処分したことで故人との思い出も失われてしまうような気持ちになってしまうのです。どこか、故人に申し訳ない気持ちもあるのかもしれません。


思い出深い遺品を整理するときや、故人に申し訳ない気持ちを感じるときは、遺品を「供養」することで、少しは前向きな気持で手放すことができます。

不用品処分と思ってしまうから

故人と同居していたのであれば、家財道具の大半は共有していますから、処分しなければならない遺品の量もあまり多くありません。しかし、故人が単身世帯だったり、離れて暮らす家族だったりした場合は、家財道具の多くを手放す必要が出てきます。そうなると、「故人の荷物を片付ける=生きていた証拠もなくなる気がする」と抵抗感を覚えてしまいます。


特に単身世帯の遺品整理の場合は、たくさんのものを処分することになるので「これは遺品整理ではなく、ゴミ処分では」と思ってしまいます。しかし、手放すものが多かったとしても、遺品整理として供養の気持ちを持って行うことで、その後の結果は違います。


遺品整理をメインに行う業者に依頼すれば、処分する遺品の供養はもちろん、できる限りのリサイクルや資源の再利用を通してごみになるものを最小限に減らしてもらえます。故人の生きた証は決してゴミではないのです。

他の家族と話し合いができていないから

自分たちだけで遺品整理を進めている場合などは、他の家族や親族とうまく同意が取れていない状況があるかもしれません。後に「勝手に片付けられた」とトラブルに発展することもあり、自分だけで片付けることに抵抗や罪悪感を感じることがあります。


遺品の処分トラブルは本当に多いので、大掛かりな遺品整理を始める間には関係親族に話しておくことをおすすめします。お盆や年末年始、1回忌や3回忌など、親族が集まるタイミングで一気に進めてしまうのもポイントです。

処分に罪悪感を覚える遺品とは



とくに罪悪感を感じるという声を聞く遺品には、次のものがあります。

仏壇・神棚


「本当に処分していいか迷うが処分せざるを得ない」「どうやって処分すればいいか分からない」と悩まれる方が多いのが、「お仏壇」や「神棚」です。


これらはお寺や神社に頼んで処分することもできますが、自分でも対応が可能です。仏壇であれば、「魂抜き」という流れを行うことで、実は普通のゴミとして手放すこともできるのです。とはいえ、先祖代々の歴史が詰まったお仏壇ですから、業者に依頼することも多いです。


>遺品整理や断捨離で高いニーズ 仏壇処分の方法は?


写真や手紙

故人の写った写真や、故人が大切にしていた手紙や日記などは、故人の人となりを思い出すアイテムなので処分が難しいですね。写真にとって現物は処分する…のが最近多い解決策ですが、そう簡単に割り切れない気持ちもわかります。


まずは状態の善し悪しなどでざっくり分別し、上限を決めて(例えば、この箱に入るだけなど)残しておいてOKというように切り替えると、存外スムーズに遺品整理を進められたりします。


もし処分する場合は、普通のゴミではなくお焚きあげをしたり、供養をすることで罪悪感を減らせます。ダンボールに詰めて送ると供養・破棄をしてくれるサービスもありますから、上手に活用してみてください。


>https://item.rakuten.co.jp/kumada/syobun05/

衣類

故人の匂いや存在を思い出す衣類。もう着ることはなくても手放すのはなんとなく心苦しく感じるかもしれません。ですが、衣類はそのままにしておくと害虫やカビの被害に合うこともあるので、思い入れのある数着を残して片付けていくことをおすすめします。


捨てにくい場合は、その服を使ってぬいぐるみや小物を制作してくれるサービスもありますので、新たなものに生まれ変わらせるのもいいですよ。


衣服の処分方法については、以下の記事でも解説しています。


>遺品整理で必要な大量の衣類の処分は?大量の服を片付ける方法

人形・ぬいぐるみ

私たちが遺品整理や福祉整理に取り組んでいる中で、いちばんお客さんにご相談を受けるのが「人形は、どうやって処分したらいいですか?」ということかもしれません。


確かに、人形には魂が宿っていると言われますし、勝手に処分するのは気が引けます。お雛様や五月人形、兜飾りともなると、一つ一つに大切な思い出が詰まっていて、処分したいけど悩んでしまいますよね。


お人形やぬいぐるみについては、やはり「供養」した上で手放すのが最良の方法かともいます。郵送で供養を受け付けてくれる神社もありますし、上で紹介した遺品整理パックを使って対応するのもいいかと思います。


故人を見つめ、守ってくれた人形たちだからこそ、しっかり見送りましょう。


人形供養については、以下の記事でも解説しています。


>お人形を手放すには?人形供養の方法を解説します

大切なのは「供養の心」罪悪感を減らすコツ

遺品をずっとそのままにしておくと、故人も浮かばれません。故人も、自分の持ち物によって家族が苦しむ姿は想像していないはず。本当に大切なものは手元に残し、折に触れて思い出せるようにしておくほうが、前向きな気持ちで未来に向き合えるはずです。供養の気持ちを持って行えば、故人もきっと応援してくれます。


また、自分で判断できないからと後回しにしておくと、もし自分になにかあったときに他の家族に大きな負担をかけてしまいます。そうならないように、自分が元気なうちにできる限りの遺品整理を進めておくというスタンスで考えておくのが大切だと思います。


また、業者に依頼するのもポイント。実際に「処分する」部分を行ってもらうので、自分が直接捨てるという行為をしないでいいため、かなり気持ちが楽になります。遺品整理は肉体的な負担も大きいので、そういった面で余計な苦労をしないためにも、プロを上手に活用していただきたいなと思います。

プロの遺品整理には「供養」も含まれています


遺品は故人とご家族をつなぐアイテムでもありますから、考え方や進め方に決まりはありません。自分で進めるのに手が止まりそうであれば、遺品整理業者に依頼するのもオススメです。仕分けの際の相談にも乗ってもらえますし、分別や搬出などの力仕事も自分で行う必要はありません。さらに、回収した遺品は「供養」を行った上で処分・リサイクルを行ってもらえる業者であれば、単に遺品を手放すだけよりも随分気持ちは楽になるはずです。


クヨカサービスは、宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて遺品整理を行っています。「自分では悲しくて手がつけられなかったので、依頼してよかった」というお声もいただきます。故人の思い出話を聞かせていただきながら、一緒に遺品整理をすすめることで、少しでもつらい気持ち・罪悪感を減らすお手伝いができればと思います。


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