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特殊清掃の料金相場は?孤独死現場の消臭・除菌や遺品整理でかかった業者の作業代金を公開!

2021-07-14


遺品整理・特殊清掃のクヨカサービスです。
当社は宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃を行っています。


孤独死(孤立死)や自殺、事故死があったお部屋の片付けや、ゴミ屋敷の片付けを行う「特殊清掃」。単なる清掃だけではなく、ご遺体の腐敗による汚染箇所を清掃したり、異臭の消臭や除菌、遺品整理まで含まれる大掛かりな清掃作業です。


特に人が亡くなったお部屋の片付けは、自分たちで行うのが精神的にも肉体的にも不可能に近い作業。だからこそ、特殊清掃業者への依頼が必要になります。しかし、「特殊清掃を依頼するとどのくらいの費用がかかるのか?」というのは、多くの方が不安に思うことだと思います。


そこで、これまで数多くの孤立死現場の特殊清掃を行ってきた立場から、実際の作業費用なども公開しながら、特殊清掃の料金についてご紹介します。

そもそも「特殊清掃」とは?



「特殊清掃」とは、通常の清掃では取り除けない汚れや臭いを清掃する特殊な技術のことを指します。


具体的には、
・孤独死・孤立死現場
・自殺現場
・事故死現場
・ゴミ屋敷
などの清掃を行うことを「特殊清掃」と呼びます。


特に当社にご依頼が多いのは、孤独死現場の特殊清掃です。年々孤独死の数は増える傾向にあり、孤独死が発見されるまでにかかる時間も長くなっています。ご遺体の発見が遅くなると、その分遺体の腐敗が進みます。血液や体液が床に染み込み、元通り住めるようにするために大掛かりなリフォームが必要になるケースも少なくありません。


こういった現場は、入室するだけで臭いや刺激で体調不良になってしまうので、安易に入室せず、プロの特殊清掃業者に依頼することが大切です。

特殊清掃に含まれる作業

特殊清掃には、
・汚染物(布団やカーペットなど、体液や血液が染み込んだもの)の撤去
・汚染箇所(血液、体液が付着した場所)の清掃
・家財整理、不用品回収、残置物撤去
・消臭・除菌
・害虫駆除


などの作業が含まれます。当社の作業は特殊清掃の中に基本的な消臭などの作業が含まれていますが、業者によって料金体系もさまざまなので、料金相場やサービス内容を理解した上で依頼先を探す必要があります。

孤独死の特殊清掃の作業料金の相場は?

特殊清掃の料金は、業者によって大きな差があります。同じ業者でも、部屋の汚染程度によって作業料金には幅があります。


作業料金の相場を知るための資料として、一般社団法人日本少額短期保険協会が毎年発表している「孤独死レポート」をご紹介します。この報告によると、孤独死現場の特殊清掃や遺品整理にかかった費用は以下の通りです。


【残置物処理費用】 平均損害額 220,661円 (最大損害額 1,781,595円)
【原状回復費用】  平均損害額 381,122円 (最大損害額 4,158,000円)


平均で考えると、孤独死があった現場の特殊清掃には60万程度の費用が発生している計算になります。遺品整理も行う場合は、これ以上に費用が発生します。


第5回 孤独死レポート(2020年11月発表)
https://www.shougakutanki.jp/general/info/kodokushi/news/report.pdf


孤独死の問題は賃貸物件において特に深刻なので(身寄りがない、発見が遅れる、次の入居者が決まらない等)、少しでも大家さんの負担を減らすための「孤独死保険」が注目を集めています。

【作業実例】当社の特殊清掃料金

少しでも特殊清掃の料金イメージを理解していただくために、当社の特殊清掃の事例をご紹介します。


ちなみに、当社の特殊清掃は要な作業ごとに代金を設定しています。作業代金の目安は、下記のとおりです。正式な料金は、現場を拝見し、詳細な内訳を記載した見積もりを発行します。

・床上下の清掃 30,000円から
・浴室の清掃 50,000円から
・土間の清掃 30,000円から
・畳の撤去 30,000円から
・汚染した布団の撤去 5,000円から
・汚染したマットレス(シングル)の撤去 6,000円から
・汚染したマットレス(ダブル)の撤去 12,000円から
・除菌剤による散布 10,000円から
・オゾン脱臭・消臭 30,000円から
・作業人件費 20,000円から/1名
・汚染箇所の解体 3,000円から
・原状回復リフォーム 別途見積


どうしてもケースバイケースなので、現場によって料金の幅が大きくなります。実際の現場写真を含めて実例を紹介しますので、参考にしてください。

①孤独死現場+ゴミ屋敷の清掃
1K  料金:600,000(税別)


不動産会社から依頼いただいて作業した事例です。住人が孤独死され、特殊清掃と遺品整理をご依頼いただきました。この現場は、部屋全体もゴミ屋敷状態で、そちらの清掃が大変でした。孤独死される方はゴミ屋敷状態で暮らしているケースもあり、そうなると作業料金も高くなりがちです。


>作業事例ページはこちら

②特殊清掃・遺品整理
2DK 料金:¥285,000(税別)


こちらもオーナー様から依頼いただいた案件です。発見までは時間がかからなかったものの、所有権の手続きの関係で特殊清掃の開始まで半年が経過していて、その分汚れや臭いが染み付いてしまっている状態でした。汚染箇所の清掃や家財の搬出後、オゾン脱臭機を用いて繰り返し消臭作業を行いました。


>作業事例ページはこちら

③特殊清掃・遺品整理
1K 料金:¥250,000(税別)


不動産会社様からのご依頼で、管理物件での孤独死の対応を大家さんから相談されたという背景がありました。急いで対応したいということで、ご連絡いただいた日に見積もりを行い、契約翌日には作業を行いました。亡くなっていた布団だけでなく、その下の畳にも体液が染み込んでいたので、畳の撤去も行いました。下地材の入れ替えは大家さんが手配するとこのことだったので、汚染箇所に目印を付けて作業完了しました。


>作業事例ページはこちら

特殊清掃料金を節約するには?

現場の状況に応じて、特殊清掃の料金は大きく替わるということがおわかりいただけたかと思います。これまで多くの特殊清掃を経験してきて料金を抑えるポイントがいくつかありますので、ご紹介します。

少しでも早く依頼する

孤独死が発生したら、すぐに依頼すること。特殊清掃においてはこれが一番大切です。放置すればするほど体液などの腐敗がひどくなり、汚れも取れず、臭いを落とすにも時間がかかります。


作業が難しくなると、それだけ作業時間も長くなるので、特殊清掃料金も高騰してしまいます。

技術の高い特殊清掃業者に依頼する

業者選びも大切です。スキルの低い特殊清掃業者に依頼すると、清掃や消臭が中途半端な状態になってしまい、結局別の業者に依頼し直しが必要になる可能性があります。そうなると、特殊清掃の料金も余計にかかります。


1度の依頼で完璧に特殊清掃が終えられるよう、技術や実績の高い業者を選びましょう。


※特殊清掃業の開業には特殊な免許や許可は不要ですが、特殊清掃に関する知識や技術があるものを示す資格として「事件現場特殊清掃士」があります。この資格の取得有無は、判断材料の一つとして使えます。もちろん当社も取得済みのスタッフがいます。

自分でできる作業は行う

すべての作業を依頼すると当然料金が高騰するので、自分である程度作業をする方法もあります。とはいえ、孤独死現場は入室すら難しい状態がほとんどです。そこで当社では、完全な消臭にはならないものの、入室して作業ができるレベルまでの初期対応を行う「緊急対応パック」をご提案しています。


「緊急対応パック」では、ご遺族や大家様が入室できる状態までの初期対応を行います。所要時間は、2~3時間程度です。料金は88,000円なので、比較的特殊清掃の中では低価格でご提供できていると思います。作業内容は、以下のとおりです。


■消臭消毒剤の散布
■汚染箇所清掃
■表面上の汚染物の回収
■消臭力の高いOST法で、1時間程度のオゾン脱臭除菌


こうするとご遺族が室内で作業できる状況にはなりますから、遺品整理や家財道具の片付けを自分たちででき、その分の料金が節約できます。もちろん、やっぱり自分たちで大変というときには、残りの遺品整理やしっかりとした消臭作業を当社で行うことも可能です。

相談・見積もりは無料!特殊清掃はお任せください

クヨカサービスは、事件現場特殊清掃士の資格を持ったスタッフが在籍しています。宮城県全域、福島県・岩手県・山形県の一部エリアにて特殊清掃のご依頼を頂いており、個人の方だけでなく、法人からもたくさんのご依頼と高い評価を頂いています。


孤独死現場の特殊清掃は、業者選びを間違うと料金だけがかかってしまうことにもなりかねません。また、料金を節約するためにもスピードと技術が必要ということは理解しておりますので、ご相談を頂いたらなるべく早く現地で作業に入ることができるよう手配いたします。


もし特殊清掃が必要であれば、相談や見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。





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